Hermeto Pascoal E Grupo

行ってみない? というのがきっかけだったエルメート・パスコアールのライブ。とても素敵で楽しくて可愛らしい演奏だった。

やっぱり私はブラジリアングルーヴが大好き。複雑なリズムを身体で感じながらずっと踊っていた。適当だけどすべて計算されていて私は終始笑顔だった。

ケペルさんをリーダーとした日本人ユニットが飛び入りで演奏したり、最初から最後までのりのりの時間。最高な時間でした。

 

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クラーナハ

本日の第2試合は国立西洋美術館クラーナハ

 

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私のタイプとちょっと異なるが、クラーナハの描く女性はとても素敵。人出もそれなりでのんびり眺めていた。

私的には「正義の寓意」がいちばんお気に入り。とても美しい絵でした。

 

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常設のお気に入りも眺めてのんびりできたかな。

 

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ラスコー展

点検から車が帰ってきたので、上野までお散歩。第1試合は科博のラスコー展。

人多すぎだし、ゆりちゃんはいないので、ざっと眺める感じ。

子どもの頃、なんか衝撃を受けたラスコー洞窟の実物大にふれられたのはとても楽しかった。

 

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おうちで図録を眺めて復習かしらね。

 

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円山応挙、時代を映す仮名のかたち

買い物に出る用事があったので、ちょっと遠回りして根津美術館出光美術館に寄ってみた。

 

根津美術館は開館75周年で円山応挙特集。応挙のもつバリエーションを堪能する。草花の写生図がとにかくきれいで見とれてしまった。あとは、雲龍図屏風かしら。雰囲気がなんとも素敵だった。

 

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応挙の写生を頭におきながら庭園をちょっと散策。私はまだまだ観察が足りない。

 

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お昼を食べて出光美術館ものぞいてみた。こちらは開館50周年。平安時代から室町、江戸にいたるまで古筆のお宝が並ぶ。

楷書の漢字はじっくり時間をかけると少しは読めるのだけど、仮名となるとそうはいかない。解説と付き合わせていけば、かろうじてついていける雰囲気である。

 

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満腹で眺めていたら、途中で眠くなってしまった。もう少し読んでみたかったのだけど、今回は目に付いたものに絞って退散した。個人的には、菅原道真の漢字がとても素敵だった。

『砂糖の世界史』

面白いよと紹介された本。たいへん面白くて勉強になった。「砂糖」をキーワードにすると世界はこう見えてくるのか。年号を覚えるのが苦手だったし、複雑すぎて世界史って面倒だなぁという学生だったのだけど、こういう本に出合っていたら、アプローチがかなり変わって気がする。

ボイコットの語源がイギリス人の地主の「ボイコット大佐」だったというのが、いちばんの収穫かも。知らなかった。

 

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マリーアントワネット展

突然仕事が滞り、斬首台に向かうような気分になったので(大げさだ)、六本木に立ち寄って「マリーアントワネット展」をのぞいてみた。あんまり時間がなくて駆け足になっちゃったけど。

 

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散歩したパリの街並みを思い浮かべながら、その栄枯盛衰を眺めた。宮殿の雰囲気を出したかったのだろうけど、展示方法はもう少し工夫いたほうがよかったかと。宮殿は天井が高くないとね。

 

六本木ヒルズの夜景もきれいだった。

 

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『精霊の箱』

以前から気になっていた川添さんの『精霊の箱』。チューリングマシンを題材にしたファンタジーである。力作。とても面白かった。チューリングマシンの考え方を理解するにはひとつひとつ丁寧に追跡しなきゃいけない。RSA暗号の鍵のしくみの解説がとても丁寧でわかりやすかった。

この本の前段となる『白と黒のとびら』も読んでみようかと。

 

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