欧文組版で気になっていたことがあって、参考になるかな、と入手してみた。
古い本の復刻版だったりするんだけど、なるほどねということをいくつか確認できた。この本、そもそも印刷、組版のプロ向けな解説書だったりするけれど。業界筋で有名な本だったみたい。
欧文組版のサンプルがいい感じで、どこかで自分なりにアレンジしてみたいもの。文字の密度が高くなりがちな私の仕事にはcenturyがよいというのは間違いでないようで一安心って感じ。
忘れないように、金曜日のコンサートの記録。
フルオーケストラもいいけど比較的気軽に室内楽を聴いてみたいものだ、というのがきっかけで読響のアンサンブルシリーズというのを何回か聴いてきた。
今回は、シルヴァン・カンブルラン指揮による小編成オーケストラ。
このシリーズで使っている大手町のホールは主要な用途が講演会なのではないだろうかという感じで音楽を聴くにはちょっと厳しい環境だったりする。以前聴いたときに演者が可哀想だなという感想をもったこともあった。
さて、今回の選曲は、ロッシーニにウェーバー、それにモーツァルト。
最初はロッシーニの歌劇の序曲。ティンパニーとシンバルの軽快なリズムがとてもいい感じ。歌劇って手元に持っていないのだけど、これは復習したいなという雰囲気。
続いてウェーバーのクラリネット協奏曲。なんでクラリネットなのかなと思っていたのだけど、演奏が始まってその理由がわかった気がした。前に出てくるクラリネットがきれいに聞こえてとても素敵だった。
休憩をはさんで最後は、モーツァルトの交響曲40番。手元に持っているわけじゃないけれど、あーあれねなやつ。舞台の楽器の配置がちょっと変わっている気がしたのだけど、こっちも演奏が始まってその理由がわかった気がした。ヴァイオリンの響きがとにかくきれい。ホールが機能するとこうなのかとびっくりした。
コンダクターはきちんと計算していたのではないか。恐れ入りました。かっこいいです。フランス人らしい優美な演奏もとても素敵でした。なのであった。
コンサートのあと、バーバーバーで反すうしていたら、レアもの入手の呼び出しがあり地元で焼酎を美味しくいただいた。
丸西酒造にハズレなし。
誘われて新宿Pit Innで音楽を聴いてきた。Mike Morenoのギター、Jon Cowherdのピアノのデュオ。
洗練されていて繊細でかっこいい感じ。というのが休憩時間の感想。ニューヨークな雰囲気なのだ。
おしゃれな雰囲気だよなという私の印象を吹き飛ばしてくれたのがセカンドセットのパフォーマンス。前半の感じに加えてパワー全開な演奏に圧倒されるやら魅了されるやら。
ライブ終了後、CDを入手してサインまでもらっちゃった。
写真を撮ってくれたのだけど、いつも不機嫌そうな私は破顔の笑顔。どこまでも音楽好きな私なのだった。
行ってみない? というのがきっかけだったエルメート・パスコアールのライブ。とても素敵で楽しくて可愛らしい演奏だった。
やっぱり私はブラジリアングルーヴが大好き。複雑なリズムを身体で感じながらずっと踊っていた。適当だけどすべて計算されていて私は終始笑顔だった。
ケペルさんをリーダーとした日本人ユニットが飛び入りで演奏したり、最初から最後までのりのりの時間。最高な時間でした。