フィレンツェ: ウフィツィ美術館周辺

本日も早起きしてウフィツィ美術館に突撃する。噂には聞いていたけれど、開館時間直後にもかかわらず長蛇の列。ツーリストパスでショートカットできてよかった。

 

カラバッジョティツィアーノボッティチェリなど、東京で眺めたことのある作品のいくつかを間近で眺めなおしてみたり、ダ・ヴィンチにお目にかかったり。個人的に興味深かったのはイコンだったりする。これまでみてきたものとはちょっと違う感じがした。

 

天井画と彫刻がおかれる回廊がほかの美術館とは異なるウフィツィの特徴。無造作におかれている彫刻もあったけど、それはそれでいい雰囲気を作っていると思った。

 

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いつものように本を買う。日本語と(読めないけれど)イタリア語のガイドブックにしてみた。

 

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ひと休みのあと、ドゥオーモのカテドラルをのぞいてみる。下から見上げる天井画はやっぱり圧巻の存在感なのだった。

 

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遅めのランチのあと、今日は室内楽のコンサートに足を運ぶ。ヴィバルディの『四季』のヴァイオリンとビオラやチェロとの掛け合いがとても素敵だった。ほんの少し貴族気分という感じ。

 

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『ビブリア古書堂の事件手帖 7』

ぼんやりしている時間に読んでいたら終わってしまった。馬車の蹄の音がBGMになったときもあってなんかいい気持ちになっていた。って、国が違うけれど。

 

たまたまシェークスピアを読み直したこともあって、すんなり読み通せた。本編は一段落だけど、スピンオフの予定があるとか。楽しみに待っていよう。

 

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フィレンツェ: ドゥオーモ周辺

フィレンツェ2日目。

 

本日はフィレンツェの象徴といわれるドゥオーモ、サンタ・マリア・デル・フィオーレ周辺をふらふらしていた。

 

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ここの攻略はかなり面倒。

私たちはまず美術館の入場などに便利でお得な「フィレンツェカード」というツーリストパスを入手した。といっても、ドゥオーモ攻略にはこのパスだけでは入れない。ドゥオーモ独自のチケットが必要になる。さらに、クーポラとかジョットの鐘楼に入るには、時間帯の予約も別途必要。このしくみを理解するまで、私たちはかなり悩んだ。とにかく、チケットセンターの場所もわかりにくかったし。

 

と、なんとかシステムを把握して、クーポラの入場時間を予約できたのが、14時の回。タイミングよく洗礼堂にまずは潜入した。豪華な天井画に圧倒された。

 

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そのあとひと休みしてクーポラを登る。あちこち登っているけれど、ここの階段もかなりきつかった。400段もあるわけだけど。ここの天井画もすばらしいし、最上階から眺めるフィレンツェの景色も素敵だった。

 

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途中ふらついてみたヴェッキオ橋も噂どおりの趣き。

 

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夜は友人の提案で予約したオペラを聞いてみた。最小限の編成なのではないかと思うけど、オペラデビューの私にはちょうどよいレベルだったのではないかと思う。海外で聴く音楽はともかく素敵。日本人の歌い手もいたりして、すごいなと感心していた。

 

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さて、明日も早起きしましょ

 

 

フィレンツェ: 到着

毎度おなじみなグループによる馬鹿者たちとの旅行。今回はイタリア、フィレンツェである。

毎度おなじみといっても、今回は友人の一人が先行していて、現地集合という新しい展開。

 

羽田からパリを経由してイタリアに向かう。

 

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詳しく事情はわからないのだけれど、パリ、フィレンツェ間はなぜかビジネスクラス扱いになっていた。シャンパンを飲みながら、のんびり食事を楽しむ。

 

22時30分。フィレンツェに着いた。さて、どんな珍道中が待っていることやら。

 

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『ヴェニスの商人の資本論』

課題図書読了。ちょっと方向が違うとも思いながらも関連図書などにも目を通しておいた。

うーむ。私は経済について何もわかっていないということがよくわかった。苦笑いされそうな素朴な疑問を読書家たちに投げることになりそう。

ヴェニスの商人』は何回も読んでいるつもりなのだけれど、久しぶりに読み直すとそうだっけ? がけっこうあって新鮮だった。もっと読んでいる『ハムレット』も読み直してみようかしらね。

 

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ミュシャ展/国立新美術館

友人たちと連れ立って六本木にミュシャを見に行ってみた。

人出は多かったけど、大きな「スラブ叙事詩」のおかげで比較的のんびり眺められた。もっと予習しておけば、その内容や世界観をもっと理解できたなという感じ。個人的には、「Slab 3, 汝の母国語で主をたたえよ」がお気に入り。

人が少なくて、携帯カメラのシャッター音が聞こえない環境だったら、何時間でもぼんやりできそうな素敵な作品だった。

 

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