『パイドロス』

次回読書会の選定図書。やっかいな本を選んでくれたもの。心の中のもう一人の自分と対話しながら、案外楽しく読んでいた。哲学深い。まあ、浅い教養しか持ち合わせない私なので、読書会までにはもう一度読んでおく必要がありそう。

中銀カプセルタワービル公開日

ニュースで興味を持ったので、社会見学好きな友人に声をかけて「中銀カプセルタワービル」の公開日に足を運んでみた。黒川紀章設計の有名なビル、その前を通ったことは何回かあったので、実際のカプセルを見学できるとなれば行かずにはいられない。 築45年ほ…

北斎とジャポニズム/国立西洋美術館

北斎つながりで国立西洋美術館にも足を運んでみた。北斎の存在が西洋絵画にいかにインパクトを与えたか、とちょっと強引なところもあった気もするが、絵画やら食器やらがてんこ盛りの展覧会。 1点1点北斎漫画とか浮世絵との比較があって、これを作った学芸員…

富嶽三十六景/太田記念美術館

お休みをいただいたので、終わる前に見ておこうと太田記念美術館に足を運んでみた。 富嶽三十六景は別な美術館でも眺めたことがあるのだけれど、ここのコレクションは刷りの状態がとてもよい気がする。北斎だけあって、平日だというのにかなりの人出で驚いた…

TeXなメモ書き

あちこちに書き散らして忘れるので、自分のためにまとめておく。 目次とか章タイトルのノンブル jsbook.clsのここにある。ヘッダーとかフッターを上書きしても意図しない出力があるときはここを見てみる。 \def\@evenhead{% \if@mparswitch \hss \fi %\hbox …

数式表現の実験

さまざまな数式表現の実験。 :スカラー :ベクトル :ベクトルの番目の要素 :番目の要素以外のベクトルの全要素 :行列 :行列の行列の要素 :行列の行 :行列の列 :行列の単位行列 :対角要素がで与えられる対角行列 :行列の転置行列 :テンソル :のテ…

運慶/東京国立博物館

仕事の区切りがよかったので、トーハクに見仏に行ってきた。混雑していそうな展示は金曜日の夜に限る。 興福寺の中金堂再建記念で集められた運慶の作品たちは見ごたえ十分。言うまでもない。興福寺でお目にかかったことがありそうな人たちから、初めてな人た…

『博士と狂人』

大先輩から「ぜひ読みなさい」と紹介された本。OED (Oxford English Dictionary) がいかに誕生したのかという話なんだけれど、小説のようなドラマチックな展開で驚いた。 大英博物館に代表されるように「そうと決めたら徹底的に集める」というのが私的なイギ…

『戦争まで』

漠然と私なりに「戦後」というのを考え直してみなければと思っていたときに出合った本。 中学生、高校生とともに展開される講義録の形態なのだけれど、どんどん引き込まれていった。現代史について私の理解していることがなんと表層的なのだと思い知ったのは…

ほとけを支える 蓮華・霊獣・天部・邪鬼/根津美術館

お天気もよくないのに雑用で外出することになったので、根津美術館まで足を伸ばしてみた。ブラタモリの高野山を見て、仏教の何かを観たくなったという理由もあったけど。 仏教の世界観に欠かせない花や動物の視点から見てみるという企画。文殊菩薩の獅子と普…

月岡芳年/太田記念美術館

月が好きな友人に誘われて太田記念美術館の月岡芳年「月百姿」に足を運んでみた。昼の用事を済ませてから友人と合流したので、私は少し疲れ気味。卒塔婆に腰掛ける老婆というのがあったおかげで、そのあと「月百姿」の文字が「月百婆」に見えてしまい、ひと…

進化する不可能立体錯視/明治大学博物館

だまし絵を見に明治大学に足を運んでみた。いちおう私の母校だけれど、きれいになる前に卒業しているので、ずいぶん印象が違うのはしかたがない。 錯視というのは数理科学の領域になるのか。といっても、エッシャーが好きなこともあり、単純に作品を楽しんで…

ボストン美術館の至宝/東京都美術館

21時まで開館ということだったので、疲れ目を癒しに東京都美術館に足を運んでみた。 ボストン美術館って一度は行ってみたいところなのだけれど、今回はエジプト、東洋、西洋、現代美術と、ボストンに行った気になれる構成。ここの東洋コレクションはとても素…

Kappan Tokyo, 2017

散歩の途中で寄ってみたのが、「活版Tokyo, 2017」。活版印刷に対するブームは一時的なものではないけれど、自分的に盛り上がっていることの一つに違いはない。 友人は知っていたようだけれど、私にはとてもとても懐かしい人が出店していた。忘れられている…

ベルギー奇想の系譜/Bunkamura、北斎展/Parco Museum

三連休の日曜日、友人と都内をふらふら。当初、上野に行こうと言っていたのだけれど、やっぱり気が変わって、まずはBunkamuraのザ・ミュージアムの「ベルギー奇想の系譜」をのぞいてみた。 幻想的というか、ちょっとユーモラスというか、まぁ不思議な作品の…

『車のいろは空のいろ 白いぼうし』『ちいちゃんのかげおくり』

『活版印刷三日月堂』に取り上げられていた、あまんきみこの本を読んでみた。姪への手みやげにしてみようというたくらみ。 ものを覚えるのがあまり得意ではない私だけれど、『白いぼうし』のことはしっかり記憶されているようだ。 「これは、レモンのにおい…

『活版印刷三日月堂 海からの手紙』

『活版印刷三日月堂』の第2弾。宿題に飽きて気分転換で読み始めたら最後まで読んでしまった。 何度応募してもいつも外れる活版のワークショップがあったりするのだけど、次は参加したいという思いがますます強くなった。そういう時代だったら私は活版職工に…

アルチンボルド展/国立西洋美術館

都議選挙で外に出たので、国立西洋美術館に寄り道してアルチンボルドの絵を観てみた。ハプスブルク家にゆかりがあったりするのか。不思議な世界を支える基本がすごいのだな。ダ・ヴィンチの素描なんかもあって、イタリア芸術の奥深さに触れられた気がする。 …

水墨の風/出光美術館

本日の第2試合は三菱一号館の近くにある出光美術館の「水墨の風」展。「長谷川等伯と雪舟」とあるけれど、水墨画入門的なラインアップだった。室町時代から江戸時代に至る水墨画の変遷を学習する。今日はモノトーンな一日である。 これまでさらっと観ること…

レオナルド×ミケランジェロ/三菱一号館美術館

家でぼんやりしている気にならなかったので、三菱一号館美術館の「レオナルド×ミケランジェロ」展をのぞいてみた。 素描が中心だけれども、そこはダ・ヴィンチとミケランジェロ、見応え十分なのだった。フィレンツェのウフィツィ美術館から来ている作品もあ…

ショスタコーヴィッチと(マーラーな)シューベルト

読響のアンサンブルシリーズというのを聴いてきた。本日の題目はショスタコーヴィッチの室内交響曲と、マーラーの編曲によるシューベルトの「死と乙女」という組み合わせ。 ショスタコーヴィッチがいろんな楽器が旋律を回していく感じなのに対して、シューベ…

『活版印刷 三日月堂』と『Lugar Comn』

課題図書攻略に少し疲れたので、友人に教えてもらった『活版印刷 三日月堂』を読んでみた。ほしおさなえの本は『ヘビイチゴ・サナトリウム』を読んで以来なので、ずいぶん久しぶり。 友人の何人かは知っていると思うけれど、私は活版印刷に妙な執着をもって…

浅野武二の木版世界/府中市美術館

日比谷線でばったり遭遇したギャラリーの友人から招待券をいただいたので、府中市美術館までドライブしてみた。 名所絵から自由版画、晩年の作品まで、浅野武二の世界をのんびり楽しんだ。繊細、緻密な名所絵から抽象的な表現が確立されるまでの試行錯誤のプ…

奈良・西大寺展/三井記念美術館

友人と落ち合う前に見仏してみた。 なんか吉祥天萌えなひとであふれていた。もっと早く来れればよかったのだけれど。 奈良の西大寺にはまだ行ったことがなかったりして、またのんびりゆっくり散歩してみたいものだというのが本日の感想。人が多すぎでちょっ…

武富さんのお別れの会

先だって亡くなった日本ユニ・エージェンシーの武富義夫さんのお別れの会にお邪魔した。ユニにしろタトル・モリにしろ版権エージェンシーというのは直接かかわることが少ないのだけれど、日ごろとてもお世話になっていたりする。 私自身は直接お目にかかった…

聖書をいただいた

イスラエルを訪れたという不思議な友人からおみやげに聖書をいただいた。ヘブライ語英語バージョン。めくってもめくってもヘブライ語はわからない。 とりあえず、昨日のつながりでバベルの塔のくだりを開いてみた。ちっともわからない。 ヒンズー語とかアイ…

バベルの塔/東京都美術館

友人らと連れ立って東京都美術館で「バベルの塔」を見てきた。ブリューゲルの変態っぷり全開で楽しかった。ヒエロニムス・ボスにしろピーテル・ブリューゲルにしろ、どうするとあんな不思議な感覚をもてるのだろうか、とか考えながら眺めていた。 会場の入り…

エリック・カール展/世田谷美術館

出かける用事があったので、世田谷美術館に寄り道して「エリック・カール展」に足を運んでみた。『はらぺこあおむし』の原画を見てみたかった。お天気の週末、予想どおり子連れがたくさんきていて、走り回るやら泣きわめくやら、エリックさんが見たら喜ぶだ…

『アポリエール詩集』『三日間の幸福』

地元の若い知り合いから紹介された課題図書を読んでみた。と、当人はすっかり忘れていたようだけれど、どちらも人に言われなければ読まないタイプの本なのでけっこう楽しんでいた。 アポリエールって、シュールレアリスムという言葉の元祖な人なのか。感性の…

フィレンツェ: ガリレオ博物館

フィレンツェ最終日。ヴェネチアに移動する友人とともにガリレオ博物館に足を運んでみた。各種観測機器や天球儀などの天文関係に加えて、医療や科学技術に関連する展示物が素敵だった。 時間があればラファエロの絵をもう1回眺めてもいいかなと考えていたが…