日本の素朴絵/三井記念美術館

午後友人たちと集まる用事があったので、少し早く家を出て三井記念美術館に寄り道してみた。日本橋で道を勘違いしてしまい、駆け足で回ることになったわけだけど。 「あ、これかわいい」と思わず声をあげてしまうような作品が何点もあって、思いつきで足を運…

『ペパプンタス』003

先日聞きにいったイベントで紹介されていた本。祖父江さんのアートディレクションによる好きなだけ壊してよいというもの。不勉強でこういう本があることを知らなかった。素敵。

『三体』

話題の本を読んでみた。なるほどね。 筆者は同世代なのか。話の展開はそうなの? というところもあったけど、文化的なバックボーンが違うとこうなるんだ、というのがとても興味深かった。 知り合いの読書家たちの感想を参考にしつつも、私なりにあれこれ感じ…

『ファスト&スロー』

読書会の課題図書。東京大学でいちばん読まれた本、という帯のコピーはなるほどという感じ。 ヒューリスティクスに、という言葉は何年も前に聞いてからうまくとらえきれていなかったのだけれど、この本もカタカナでそのまま使われていた。訳語を決められない…

フリーア美術館の北斎展/すみだ北斎美術館

ばたばた出歩いていた三連休。日曜日は友人と連れ立って両国のすみだ北斎美術館に出かけてきた。キヤノンの「綴プロジェクト」の高精細複製画というのを観てみようという企み。 キヤノン:綴プロジェクト 米国スミソニアン協会の門外不出の北斎の作品。目の…

『星界の報告』

ミチオ・カクの本に刺激され、一度は読んでみなければと思っていたガリレオの本を入手してみた。『天文対話』を読むべきなところだけど、とりあえず『星界の報告』で入門である。 望遠鏡を手にしたガリレオが月、木星を観測した記録。冷静に観測しながらも、…

ムーミン展/森アーツセンターギャラリー

日曜日は六本木まで散歩に出かけた。混んでいるだろうなとは思ったけれど、トーべ・ヤンソンの原画を眺めてみたかったという次第。ムーミンって根強い人気があるのだなと実感してみたりした。個人的には、ニョロニョロを見つけては一人で盛り上がっていた。…

ある編集者のユートピア/世田谷美術館

ぼんやりしそうだったけど雑用で外出したので、土曜日は世田谷美術館の「ある編集者のユートピア」に寄ってみた。小野二郎、ウィリアム・モリス、晶文社がキーワードにした本を中心とした展覧会。時祷書の本を最近読んだところだったので、ラテン語の時祷書…

『人類、宇宙に住む』

ミチオ・カクの新刊を読んでいた。原著のタイトルThe Future Of Humanity: Terraforming Mars, Interstellar Travel, Immorality and Our Destiny Beyond Earthを『人類、宇宙に住む: 実現への3つのステップ』としたのはいろいろ苦労があったのだろうな。 著…

『世界で最も美しい12の写本』

知り合いが紹介に興味をもったのでつらつらダラダラ読んでいた。基礎知識が足りない私には少し難しかったのだけど、それぞれの時祷書をめぐる逸話が興味深い。とりあえず私はチョーサーの『カンタベリー物語』を読んでみたい感じ。

トルコの至宝/国立新美術館

友人から声がかかったので、トプカプ宮殿のお宝を眺めに六本木に出かけた。塩野七生を読んだので、お宝を拝見してイメージを膨らませるというたくらみ。 絵画展とは違う客層なのがいつもと違う雰囲気を作り出していたような。きらきらもいいけれど、私的には…

地中海海戦三部作

あちこち旅行に行くのが好きな私。自分なりの目的をもって出かけるわけだが、事前調査に熱をあげるタイプでもなく、足の向くまま気の向くままにあちこち迷うのがいつものパターンとなっていたりする。 と、そんな私が今回は事前にちょっと読んでおこうと手に…

ラファエル前派の軌跡/三菱一号館美術館

待ち時間がそれなりに長いということだったので、後半戦は東京都博物館から三菱一号館美術館に切り替えて、ラファエル前派の作品を眺めてみることにした。 ラファエル前派の画家といえば、私はロセッティの絵が大好き。もちろん、彼の作品に加えて、ターナー…

特別展 東寺/東京国立博物館

満開の桜で賑わう人出を横目に東博に見仏に出かけた。 駆け足だったけれども東寺を訪れたことはあり、仏像に対峙したことはある私だが、これまで見たことのない文書やお宝をゆっくり楽しんだ。昨今、一部で写真撮影が許されるようになったのはいい話。とはい…

『山椒魚戦争』『ロボット』

読書会の課題図書をつらつら読んでいた。次に取り上げるのはカレル・チャペック 。『ロボット』はプラハに行ったときに読んで以来の再読となる。 何度目かのAIブームの昨今、いろいろ考えさせてくれる2冊だったりする。まぁ、私といえば、その世界観を単純に…

顔真卿/東京国立博物館

チケットを入手したものの行列と待ち時間に跳ね返されていた東京国立博物館の「顔真卿 王羲之を超えた名筆」に足を運んでみた。トーハクは午後9時まで開けてくれているのがありがたいかぎり。人手が多いとはいっても、入る人よりは出て行く人が多いのもあり…

河鍋暁斎 その手に描けぬものなし/サントリー美術館

三連休の日曜日。ここのところ家でぼんやりが多かったので散歩でもしようと上野公園に出かけたところ国博は大行列だった。中国からのお客様が多いような雰囲気。並ぼうかとも思ったけど、イライラするのも嫌なので撤退を決めて、六本木ヒルズに目的地を変更…

『MOONSHOTS』

ジェミニ計画、アポロ計画、その後のスペースラブ計画、国際宇宙ステーションまで、NASAの有人宇宙飛行の軌跡をたどる写真集。本棚にあるアポロ計画の記録『フル・ムーン』も引っ張り出して、宇宙旅行気分を楽しんだ。 アポロ計画は何度見直してもわくわくが…

ロマンティック ロシア/Bunkamura ザ・ミュージアム

母親を病院に送り届けて、余った食材など、もろもろの荷物を家に持ち帰ったあとで、渋谷で友人と合流してBunkamuraの「ロマンティック ロシア」を観にいった。 私のロシア観というと、これまで読んできた何冊かの小説、それから映画「黒い瞳」でイタリアへ帰…

『機動の理論』

読書家に教えてもらった別の本。ずいぶんユニークな選択だなと思っていたけれど、こういう本からも日ごろヒントを得ているのかと納得してみたり。 これまであまり光が当てられてきていないという戦術家の理論が語られるこの本、第1次大戦以降の機械化部隊を…

世界を変える美しい本/ベルナール・ビュフェ美術館

愛車が整備から戻ってきたし、会期終了まで間もないこともあったので、渋滞覚悟でクレマチスの丘までお散歩。やっと来れた。 もう素敵としか言いようがない。こういう本作りができる人に憧れるやら嫉妬するやら。ミュージアムショップにおかれていたタラブッ…

ルーベンス展/国立西洋美術館

友人と連れ立って上野までルーベンスの絵を眺めに行ってみた。とても勉強熱心な人だったのだな、というのがよくわかる構成。友人が理屈っぽいと語っていたのだけど、そうかもねという感じ。ルーブル美術館にかかっているような大きな作品を人の少ない空間で…

『戦国日本と大航海時代』

読書会で紹介してもらった本を読んでいた。 豊臣秀吉による朝鮮出征がなぜ行われたのか、という素朴な疑問から、当時の欧州情勢と日本の複雑な状況を見直してみるという実に興味深い内容をだった。教科書の表層的な知識とか歴史小説などのバイアスのかかった…

『日本国紀』

読んだ。むむむ。

『サピエンス全史』

読もうかどうか考えていたところ、読書会で聞いた「〜らしい」というのに背中を押されて入手してみた。 訳者あとがきにあるほどは落ちなかったけれども、私なりにいろいろ目から鱗が落ちた本だった。実際、この本を読んでいるときに観た「2001年宇宙の旅」は…

京都・醍醐寺 真言密教の宇宙/サントリー美術館

出かける用事があったので、六本木のサントリー美術館に立ち寄ってみた。 西国お寺巡りのおりに醍醐寺にも行ったことがあるけれど、時間の都合であまりゆっくりできなかった。奥の院まで行くという課題もクリアできていないまま。醍醐寺の歴史に触れられてよ…

天文学と印刷/印刷博物館

読書会の前に印刷博物館に立ち寄って「天文学と印刷」(と、三日月堂)を眺めてみた。印刷技術と天文学の関係がわかるとても勉強になる企画。上野の森でのんびりできなかったぶんを取り返すように、1冊1冊ゆっくり確認できた。ところどころにある書き込みの…

京都大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ/東京国立博物館

トーハクに見仏に行った記録をつけ忘れていた。大報恩寺にはまだ行ったことがなくて、今回の仏たちはみなさんはじめましてのごあいさつ。肥後定慶作の六観音菩薩像のどこか優雅な姿が素敵たった。快慶による十大弟子の雰囲気もすごくよかった。解空第一「何…

『阿波藍のはなし』

友人がやっているギャラリーの個展で入手してきた藍染に関する本。歴史から技術まで、阿波藍のことがよくわかる本格的な内容。力作だ。と、読むのが難しい漢字がたくさんあって、少しルビを振ってくれたらよかった。私的には、さまざまな色の名前を勉強でき…

『はじめて出会うコンピュータ科学』全8巻

私の周辺で話題になっていたのに興味をもったので、古本を買って読んでみた。こういうシリーズが出ていたことを知らなくて、日ごろの勉強不足が露見した感じ。 2進数、論理、アルゴリズム、ネットワーク、オペレーティングシステムと、今日のコンピュータの…