『広辞苑をつくるひと』

『広辞苑 第七版』のおまけ。三浦しをんは取材を存分に楽しんたのだろうというのが伝わってくる。 仕事ではリュウミンを使っていたりするのだけれど、秀英体も悪くないなと思った(横組だと雰囲気が変わるのだろうけれど)。パラパラめくった印象では、第七…

『サド侯爵の生涯』

読書会の課題図書の続きで久しぶりに澁澤龍彦をよんでみた。波乱万丈というかなんとも不思議な人生を歩んだ人だったというのはよくわかった。 教科書的な表層的な事実とか、アニメなどで解釈された知識しか持ち合わせていない私、フランス革命のことをあまり…

古代アンデス文明展 など/国立科学博物館

家でぼんやりできない私、国立科学博物館の「古代アンデス文明展」に足を運んでみた。 カラル、チャビン、モチェ、そしてインカという感じでペルーのお宝がやってきていた。といっても、来場者の数が多すぎであまりゆっくりできなかったのが残念。帰り道に「…

『うそつき、うそつき』

年末年始につらつら読んでいた本。この時期の読書には微妙なストーリーだった。嘘にまつわる物語。趣旨はよくわかるけれど、もう少しなんとかなってほしかったな。

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』

「ブレードランナー2049」を観た後に、私が参加させてもらっているのとは違う読書会の課題になっているという話を聞いたので、読み直してみた。映画の方を何度も観ているので、あれ? 原作はそうだっけ? をいくつも確認した感じ。改めて読んでみると、私が好…

MRJ Museum

三菱重工が開発を進めているMRJの今を知りたくて、名古屋まで足を運んでみた。要予約で身分証明書の提示が必要、かつミュージアム内部の撮影は許されていないなど、それなりに厳しいところだったりする。 この博物館は「県営名古屋空港」にある。名古屋とい…

『サド公爵夫人・わが友ヒットラー』

読書会の課題図書を読んでいた。 三島由紀夫といえば、そういえば読書姿を見たことのない職人だった私の父親の本棚に評伝があって、子どものころに写真を眺めたのが最初だったことを思い出した。自決前の写真を見てこの人怖いというのが第一印象だった気がす…

メモ書き

個人的な興味に基づくメモ書き。 公用文作成の要領 - Wikipedia カナモジカイ - Wikipedia 日本国憲法 - Wikipedia 大日本帝国憲法 - Wikipedia 国立公文書館 デジタルアーカイブ

『活版印刷三日月堂 庭のアルバム』

『活版印刷三日月堂』の第三段。一気読み。この本も面白かった。 「ゲラ刷り」の語源が出てきたり、私が今の仕事に就いたときに聞いていた素朴な疑問の答えなんかも出てきていたりする。いわゆる業界用語だけれど、わけもわからずに使っている人も多かったり…

『広辞苑はなぜ生まれたか』

『博士と狂人』を読んだ流れで買ってみた。『広辞苑』の裏話を題材にした本はいくつもあるようだけれど、この本は編者である新村出にフォーカスを当てたもの。優れた言語学者であって、日本の図書館の普及にも大きな役割を果たした人なのだった。 初版刊行後…

TeXなメモ書き

複数の索引を用意する 1冊に複数の索引を用意する。 プリアンブル: \usepackage{makeidx}\makeindex % 索引を宣言する \usepackage{index} \newindex{A}{aidx}{aind}{索引A} \newindex{B}{bidx}{bind}{索引B} \begin{document} \backmatter \renewcommand{\…

TeXなメモ書き

2行目以降の字下げ幅を決める \noindent \hangindent=2em こちらを参照。 https://tex.stackexchange.com/questions/140203/opposite-of-parindent

TeXなメモ書き

数式全体のサイズを決める 数式全体をそのサイズでくくればよい。 \small \begin{align*} y=x^2 \end{align*} \normalsize こちらを参照。 http://slpr.sakura.ne.jp/qp/minify-latex/ 箇条書きの字下げをやめる itemizeの字下げをやめる。 \usepackage{enum…

TeXなメモ書き

索引を作るときの注意 \indexの基本形。 \index{ふりがな@振り仮名} 参照先を示す。 \index{ふりがな@振り仮名|see {難しい漢字}} 振り仮名, → 難しい漢字 参照先は1つあればよい。複数あると、そのまま列挙される。 強調したいページがあるとき。 \index{ふ…

『パイドロス』

次回読書会の選定図書。やっかいな本を選んでくれたもの。心の中のもう一人の自分と対話しながら、案外楽しく読んでいた。哲学深い。まあ、浅い教養しか持ち合わせない私なので、読書会までにはもう一度読んでおく必要がありそう。

中銀カプセルタワービル公開日

ニュースで興味を持ったので、社会見学好きな友人に声をかけて「中銀カプセルタワービル」の公開日に足を運んでみた。黒川紀章設計の有名なビル、その前を通ったことは何回かあったので、実際のカプセルを見学できるとなれば行かずにはいられない。 築45年ほ…

北斎とジャポニズム/国立西洋美術館

北斎つながりで国立西洋美術館にも足を運んでみた。北斎の存在が西洋絵画にいかにインパクトを与えたか、とちょっと強引なところもあった気もするが、絵画やら食器やらがてんこ盛りの展覧会。 1点1点北斎漫画とか浮世絵との比較があって、これを作った学芸員…

富嶽三十六景/太田記念美術館

お休みをいただいたので、終わる前に見ておこうと太田記念美術館に足を運んでみた。 富嶽三十六景は別な美術館でも眺めたことがあるのだけれど、ここのコレクションは刷りの状態がとてもよい気がする。北斎だけあって、平日だというのにかなりの人出で驚いた…

TeXなメモ書き

あちこちに書き散らして忘れるので、自分のためにまとめておく。 目次とか章タイトルのノンブル jsbook.clsのここにある。ヘッダーとかフッターを上書きしても意図しない出力があるときはここを見てみる。 \def\@evenhead{% \if@mparswitch \hss \fi %\hbox …

数式表現の実験

さまざまな数式表現の実験。 :スカラー :ベクトル :ベクトルの番目の要素 :番目の要素以外のベクトルの全要素 :行列 :行列の行列の要素 :行列の行 :行列の列 :行列の単位行列 :対角要素がで与えられる対角行列 :行列の転置行列 :テンソル :のテ…

運慶/東京国立博物館

仕事の区切りがよかったので、トーハクに見仏に行ってきた。混雑していそうな展示は金曜日の夜に限る。 興福寺の中金堂再建記念で集められた運慶の作品たちは見ごたえ十分。言うまでもない。興福寺でお目にかかったことがありそうな人たちから、初めてな人た…

『博士と狂人』

大先輩から「ぜひ読みなさい」と紹介された本。OED (Oxford English Dictionary) がいかに誕生したのかという話なんだけれど、小説のようなドラマチックな展開で驚いた。 大英博物館に代表されるように「そうと決めたら徹底的に集める」というのが私的なイギ…

『戦争まで』

漠然と私なりに「戦後」というのを考え直してみなければと思っていたときに出合った本。 中学生、高校生とともに展開される講義録の形態なのだけれど、どんどん引き込まれていった。現代史について私の理解していることがなんと表層的なのだと思い知ったのは…

ほとけを支える 蓮華・霊獣・天部・邪鬼/根津美術館

お天気もよくないのに雑用で外出することになったので、根津美術館まで足を伸ばしてみた。ブラタモリの高野山を見て、仏教の何かを観たくなったという理由もあったけど。 仏教の世界観に欠かせない花や動物の視点から見てみるという企画。文殊菩薩の獅子と普…

月岡芳年/太田記念美術館

月が好きな友人に誘われて太田記念美術館の月岡芳年「月百姿」に足を運んでみた。昼の用事を済ませてから友人と合流したので、私は少し疲れ気味。卒塔婆に腰掛ける老婆というのがあったおかげで、そのあと「月百姿」の文字が「月百婆」に見えてしまい、ひと…

進化する不可能立体錯視/明治大学博物館

だまし絵を見に明治大学に足を運んでみた。いちおう私の母校だけれど、きれいになる前に卒業しているので、ずいぶん印象が違うのはしかたがない。 錯視というのは数理科学の領域になるのか。といっても、エッシャーが好きなこともあり、単純に作品を楽しんで…

ボストン美術館の至宝/東京都美術館

21時まで開館ということだったので、疲れ目を癒しに東京都美術館に足を運んでみた。 ボストン美術館って一度は行ってみたいところなのだけれど、今回はエジプト、東洋、西洋、現代美術と、ボストンに行った気になれる構成。ここの東洋コレクションはとても素…

Kappan Tokyo, 2017

散歩の途中で寄ってみたのが、「活版Tokyo, 2017」。活版印刷に対するブームは一時的なものではないけれど、自分的に盛り上がっていることの一つに違いはない。 友人は知っていたようだけれど、私にはとてもとても懐かしい人が出店していた。忘れられている…

ベルギー奇想の系譜/Bunkamura、北斎展/Parco Museum

三連休の日曜日、友人と都内をふらふら。当初、上野に行こうと言っていたのだけれど、やっぱり気が変わって、まずはBunkamuraのザ・ミュージアムの「ベルギー奇想の系譜」をのぞいてみた。 幻想的というか、ちょっとユーモラスというか、まぁ不思議な作品の…

『車のいろは空のいろ 白いぼうし』『ちいちゃんのかげおくり』

『活版印刷三日月堂』に取り上げられていた、あまんきみこの本を読んでみた。姪への手みやげにしてみようというたくらみ。 ものを覚えるのがあまり得意ではない私だけれど、『白いぼうし』のことはしっかり記憶されているようだ。 「これは、レモンのにおい…