<b>嫌になるほど音を聴く</b>

 土曜日に東京フォーラムで開催された「インターナショナルオーディオショウ」に出かけてきた。輸入オーディオ協議会主催のこのイベント,普段なかなか聴けない高級オーディオの真価を知る絶好の機会である。帰るころには耳あたり状態で,音を聴きたくないって感じになっていたけど。
 昨年は,1800万円也のスピーカー「アバンギャルド」に目を丸くした。今年も,Mark LevinsonとかMcIntoshとか,およそ手が出ないオーディオ機器のすばらしさを実感する。個人的には,やっぱりKRELLのオーディオセットがほしい感じ。
 今年はこれだけのためにきたというB&Wの若い技術者の人となりを見れたのがよかったかも。ボブ・ディランとブルースを選曲するあたり,ちょっといかす。オーディオ評論家のおじさんの困った顔がおかしかった。クラシックのモニタスピーカーという印象がありますが,これくらい幅広くフォローできるのです,と強調していたけど。私の印象では,B&Wのスピーカーを使いこなすのはかなり難しい。友達が購入したB&Wのスピーカーが元気にしているかどうか,ちょっと気になった。
 今回のイベントで,購入が可能で,それなりの環境(部屋)が用意できるなら,置いてみたいなと思ったのは,WILSON AUDIOのスピーカー。とってもいい感じだった。
 ちょっと調べたら,お値段は○百万円也。ちょっと手が出ないなぁ。