<b>ひとかけらの夏</b>

ひとかけらの夏(紙ジャケット仕様)

 「Summer Vacation」を聴いたら村田和人ブームになっちゃって,「一本の音楽」が聴きたくなり,こっちも入手した。多感な時代に聴いていたアルバムなので,なんかあれやこれやいろいろ思い出した。
 このアルバムの「幻影(イリュージョン)」は,12弦ギターで弾き語る友達の歌声を録音してあげたんだった。あのレコーディングには4,5時間かけたと思うんだけど,フレーズの1つ1つを鮮明に覚えてる。
 家に残るカセットテープをひっくり返すと出てくるはず。いま聴くとどんな感想をもつことやら。



 隣の部署の読者さんからファンレターの送り先を教えてほしいという電話がかかってくる。10代じゃなかろうか。年配のおばさまの電話をとることもあるんだけど,あの傲慢さ比べるとひた向きさが違う。答えてあげようという気になる。あらかじめ聞いていた住所を教えてあげた。
 サイトがあるようだから携帯からメールを送ることができるかも知れないと伝えたら,そうなんですかと喜んでいた。うまく見つけられるとよいんだけど。
 なんでも携帯で解決できる人にすぐになっちゃうのだろうけど,手紙を送りたいという感情は今も昔も変わらないんだなぁ。