<b>ページの略記法</b>

 今読んでいる本もそうなので,自分なりに調べなおした。お題は「ページの略記法」。いわゆる、
  p. **参照
というときの,p(page)である(ピリオド.は略記を示す)。今読んでる本は、
  P.**参照
と大文字のPになっていたりする。気持ち悪くてしかたがない。
 大文字はだめ。では,なぜだめなのか。明確な答えをもっていなかった。
 というわけで,WikiPediaに聞いてみた。英語の略記,Abbreviationをひっかける。

 このページを見ると,
  p. は page
  P. は pope
と書いてある。popeって「ローマ法王」。「英辞郎 on the WEB」によると,2番目の意味として「急所,重要なところ」というのはある。なるほど。裏をとるために,手元の辞書もひいてみた。
  Oxford ADVANCED LEARNER'S Dictionary:
  p (also p.) → page
  Longman Dictionary of Contemporary English 5th:
  p. (also p) → the written abbreviation of page
 いずれにせよ,ページ参照にP.**はやっぱりだめ。


 ちなみに,約物の後ろにはスペースをあけなきゃだめ。
 したがって,ページ参照の正解は,
  p. **
なのだ。


 約物というと,その昔米国の偉い先生にOh! Noって言われたこともあった。
 名刺にあるTELってやつ。Telephoneの略なんだから,
  Tel.
というふうに表記しなさいってお叱りを受けた。
 って,うちの今の名刺は間違ったままなんだけど。海外の会社でも気にしていないところが多いけどね。


 こういうことが気になってしかたがないのは古い人間だからだろうなぁ。