<b>村上春樹 雑文集</b>

村上春樹 雑文集

 積んであった本の1冊。なんか読みたくなった。村上春樹と社会との距離感みたいなものが感じられて,小説を読んだときとは違う感覚になる。
 巻末の和田誠さんと安西水丸さんの解説対談にも出てくるけど,Jazzをゆっくりのんびり聴きたくなる。これくらい音楽のことを言葉にできるのはうらやましい。
 村上さんがあちこちに発表してきたものを雑多に集めた本だというが,どれも素敵な文章ばかり。やっぱりすごい作家なのだ。何冊かは読んでいるけれど,村上さんが紹介してくれている作家の本も読んでみたい感じ。
 それなりに長く読み続けている作家だったりするわけで,次の本も楽しみ。


 そんな私は相変わらずだめ人間である。やれやれ。