ベルギー奇想の系譜/Bunkamura、北斎展/Parco Museum

三連休の日曜日、友人と都内をふらふら。当初、上野に行こうと言っていたのだけれど、やっぱり気が変わって、まずはBunkamuraのザ・ミュージアムの「ベルギー奇想の系譜」をのぞいてみた。

幻想的というか、ちょっとユーモラスというか、まぁ不思議な作品のオンパレード。といっても、暗示された内容は奥が深くて、夢に出てきそうな雰囲気だったりする。

逆さ吊りの骸骨の頭がティンパニーを叩くというシニカルなんだか馬鹿っぽいのかよくわからない作品が友人も私もとても好きだった。

これまで知らなかった作家を見つけたり、マグリットの世界観を見直したり、と私的には新発見もけっこうあったりした。

 

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絵画鑑賞の第二試合はParco Museumの「北斎展」。冨嶽三十六景に影響を受けたというエッフェル塔三十六景を眺めてみようという次第。お馴染みの作品が並ぶ中、「凱風快晴」の青擦りというのを初めて見た(記憶にないだけかも知れないけれど)。浮世絵ならではの別バージョンもけっこう素敵。

エッフェル塔三十六景は少ない色数をうまく使ってきれいに仕上がっていた。ノートルダム大聖堂から望むエッフェル塔の構図と似たような写真を私も撮影していたりして、まぁそうだよねと納得してみたり。

 

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寄り道したりしながらふらついたあとはベトナム料理でしめた。気候的にはほとんど同じなハノイを思い出しながら、牛肉のフォーを楽しんだ。

 

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暑い中、よく歩いた日曜日でした。