『月世界へ行く』

コズミックフロント」で取り上げられていてとても興味を持ったので読んでみた(だいぶ時差があるけど)。ジュール・ヴェルヌは『海底二万海里』に夢中になったんだけれど、『月世界へ行く』は読んでいなかったこともある。

私はもう夢中になってしまった。ジュール・ヴェルヌすごい。ジョルジョ・メリアスの『月世界旅行』みたいなものかと思っていたら大間違い。この先どうなるかわからないけれど、そこに月という興味の対象があればまずは観察が優先、というアポロ13号のような描写があったりして、科学的な裏付けに加えて人間の根本的な好奇心などもよく描かれていると思った。

現代のジュール・ヴェルヌとなれる作家はいるのかしらね。

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