ターナー 風景の詩/損保ジャパン日本興亜美術館

ターナーの風景画を眺めてきた。

ターナーの作品は何度か観ているのだけど、比較的大きな作品が多かった気がする。今回の展示は比較的小品が中心で、書籍の挿入画、ヴィニェットの精細な描写を堪能した。エッチングとの違いを知らなかったのだけれど、それ以前の凹版画をエングレービングと呼ぶのだそうだ。もう少し勉強してみなければ。

ターナーの展覧会らしく、イギリスに加えてさまざまな地域の風景を楽しめた。海洋が主題の作品も素敵だったけど、個人的にはスイスの悪魔の橋から眺めた景色というのがとても好きだった。

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新宿の損保ジャパン日本興亜美術館には初めて足を運んだ。あ、これ知ってるかもという東郷青児の作品のかけられていたり。展示方法はもう少し工夫してほしい気もする美術館なのだった。晴れていれば新宿界隈の街並みももっと楽しめるのかしらね。

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