『阿波藍のはなし』

友人がやっているギャラリーの個展で入手してきた藍染に関する本。歴史から技術まで、阿波藍のことがよくわかる本格的な内容。力作だ。と、読むのが難しい漢字がたくさんあって、少しルビを振ってくれたらよかった。私的には、さまざまな色の名前を勉強できたのがよかった。

藍染とか蒔絵とか、日本の伝統工芸になんとなく興味を持つのは、職人であった父親の影響なのかもしれない。といっても、一族郎等の狭い世界が好きになれなくて、そうそうに家業は継がないと宣言し、父親とは何度も喧嘩になったものだけれど。

ギャラリーに展示してあった藍染の作品はどれも素敵だった。そのうち藍が似合うおっさんになれれば嬉しい雰囲気。

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