印象派からその先へ/三菱一号館美術館

出かける用事があったので、丸の内の三菱一号館美術館まで足を伸ばしてみた。建材メーカーの吉野石膏によるフランス絵画のコレクション展。モネ、マネから、ルノワールピカソカンディンスキー、ミロ、シャガールまで、なんとも贅沢なラインアップで、すばらしいコレクションだと思った。

私的なブームであるコローから始まる構成で、いきなり目が離せなくなった。うすうす気が付いていたけれど、私がコローが気に入っている馬鹿馬鹿しいほど単純な理由を改めて認識してみた。うちにも掛けてみたいもの。

作家ごとにまとめられた展示はとてもわかりやすくて、自分の嗜好の度合いが歩く速度に顕著に現れる感じ。混雑という人出でもなく、久しぶりにモネの作品を遠くからゆっくり眺めてみたり、椅子に座ってシャガールの世界観に浸ってみたり。

行きつ戻りつをかなり繰り返してしまったのだけれど、明日に向けた世間の盛り上がりを横目にしつつ、とても楽しい時間を過ごしたのだった。


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丸ビルはSTAR WARS特集なのね。


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三菱一号館美術館には実は別の目的もあったのだけれど、あると思ったものは置いていなかった。残念。