2020-05-04から1日間の記事一覧

『レオナルド・ダ・ヴィンチ』

ウォルター・アイザックソンがダ・ヴィンチのことを書いているのか、と書店店頭でみつけて入手していた本。遺された自筆メモをもとにダ・ヴィンチの生涯が描かれる。スティーブ・ジョブズの評伝も面白かったけれど、この本もとても楽しく夢中になって読破し…

『アリストテレス 生物学の創造』

どこかで紹介されていてちょっと気になったので入手してみた本。ギリシャの哲学者に関して教科書的な知識も怪しいので、少し本格的な本に挑戦してみようと思ってみた次第。筆者は進化発生生物学の教授だそうで、生物学者としての側面を中心にアリストテレス…

『嘔吐』

こちらも課題図書の関連図書。私がサルトルの本を手に取ることになるとはまったく想定外の雰囲気。モノローグはいいのだけれど、話についていくのが精いっぱいでずいぶん時間をかけることになった。存在とは何か、と、ときどき自分の脳内に湧き出る疑問を見…

『子をつれて』『小僧の神様・城の崎にて』

読書会で課題となっている福田恆存をもう少し理解するために、とりあえず紹介されていた葛西善蔵と志賀直哉を読んでみた。 葛西善蔵という人の本を読んだのは初めてなのだけれど、『子をつれて』の主人公はまぁあきれるほどにだめな人だった。ちょっと違うけ…