量子コンピュータへの誘(いざな)い きまぐれな量子でなぜ計算できるのか
- 作者: 石井茂
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2004/12/23
- メディア: 単行本
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量子コンピュータというのがどういうものかよくわかっていないので読んでみた。誘いというにはちょっと敷居が高いかも。量子に向かう物理学の流れを追うにはよいのかもしえないが,そも量子とはというのが私にはどうにもわからなかった。量子コンピュータを実現する量子ビットが云々となると,ふーんまでたどり着けなかった。難しい。ずっと前に話題になっていたジョセフソン素子といったものの研究成果が生かされていることがわかったのはこの本を読んだ成果の1つ。
量子の振る舞い,ソフトウェア工学などの考え方を包括的にわかりやすく書くというのはかなり難しいことなんだなというのはよくわかった。もっと敷居の低い本を探してみないと。