『はてしない物語』に登場した古本屋を舞台とするファンタジー。
秘密の図書館を引き継ぐことになる新しい館長の，やたらと自分の役割はここまでだと決め付けたがるあたりがいまどきの若者を象徴するファンタジーかも知れない。ちゃんと成長してくれるけど。
はじめて読んだんだけど，著者のラルフ・イーザウは，ミヒャエル・エンデに見いだされた人だとか。
エンデといえば，私はやっぱり『モモ』が好き。いま読み直してみると，いろんなことをあれこれ考えちゃうかも。最近，時間泥棒が大活躍の毎日だったりするような……。
