読んでみたかったんだけど,なんとなく手に取らなかった本。借りることができたので,読んでみた。
筆者が同世代のこともあり,そうだったなぁと共感することが多かった。末期だと宣言されてから,あっという間に逝ってしまった父親のことを思い出し,しみじみする。家族の意向で告知できなかったことは,いまだに私が後悔していることの一つだったりする。
竹の子族ってなんだか知りたかったので代々木公園に行ってみたり,公園通りを探検してみたりしたのは,小学校の高学年のころだった。あのころの小遣いでは往復の交通費くらいしか出ず,渋谷のマクドナルドでコーラを買うのが精一杯だったなぁなんてことを思い出す。田舎と呼べる場所をもっていない代わり,東京というところは比較的身近なところだったのかも。いまから思えば,ませたがきだったかもしれない。
ちょっと息切れ状態。もうひとふんばり……。
やってもやっても終わらないなぁ。