かなり煮詰まったので,渋谷に「王と鳥」を観にいく。海外のアニメーションを目的として映画館に足を運ぶのは,フレデリック・バックの「樹を植えた男」以来だから,ずいぶんと時間があいたもの。
ポール・グリモーのアニメーションというのは初めて観たんだけど,ジブリの原点といわれるのはさもありなんという感じ。アンデルセンの話を下敷きにしたとっても不思議な世界を楽しんだ。「ロストチルドレン」を観たときにも思ったんだけど(これもずいぶん昔だなぁ),フランス人の作る独特な世界は余韻が残る。王様の表情がなんともよかった。
併映された「避雷針泥棒」という短編も私好みだった。短編は違うものに差し替えられるそうなので,もう1回観にいってもいいかもしれない。
予告編でやっていた「年をとった鰐&山村浩二セレクト・アニメーション」というのもちょっと観たくなっている。渋谷ユーロスペースのレイトショーね。
呼び出されて旗の台に出没する。沖縄民謡を聴かないかといわれたので。
とかいいつつ,顔を出したら三線が置かれていただけ。小一時間待ったけど演者は現れず。
一人でぼけっとしてるのに厭きちゃったので,早々に撤収してしまった。
同僚が購入したワーゲンバスを目撃する。かっこよすぎ。
思っていたより痛んでいるような。ぴかぴかにしてもらいたいもの。って,いくらかかるんだろう。
蜘蛛の巣くらいは払ってあげてほしいかも。