完全に行き詰る。やらなければならないことは山積みなのだが,手につかない。
いらいらしててもしかたがないので,銀座のギャラリーにお邪魔することにした。
ちょうどLee Ji-Hyunさんという新進の作家さんの展示が始まっており,話を聞いたときにとっても興味をもっていたという理由もあったりする。
この作家さんの作品はうまく説明するのが難しい。粉々にならないように本に細かい穴を開け,ふわふわな感じに仕上げられていたりする。本とか写真とかと点描に解体しちゃうって感じ。砂目スクリーンで加工された写真みたいな雰囲気もある。
小型の聖書とか,ナショナル・ジオグラフィックとか,いろんな本が扱われていたが,私の目を釘付けにしたのは楽譜だった。譜面に書かれた音符が浮遊しそうな感じがとっても素敵。
お値段もさることながら,こういうのを置ける環境がほしいところ。足の踏み場が本の少し見えているくらいの私の住むウサギ小屋ではちょっと無理。
- Lee Ji-Hyun展»ギャラリー新居 東京店
金曜日。招待してもらったイベントに足を運ぶ。
そうそうたる人たち,私にとってはヒーロー的な人たちの話を聞けた。
勉強になったり,刺激を受けたり。
しばらくこういう入力をしていなかった。もう少し歩き回れるといいんだけど。
自分の居場所,なんて話をだらだらした。
むだ話は重要。