<b>私の男</b>

私の男

 読んでみた。昨日,今日と喫茶店で広げていたのだけれど,日中読むのはちょっと気恥ずかしい話だった。
 時間を遡りながら,それぞれの登場人物の目線で語られるストーリーに不思議な余韻が残った。
 ちょっと複雑な人間関係と動機はわかったんだけど,登場人物の感情をもう少し語ってほしかった気がする。
 その後こんなことになっちゃうんだろうなぁと妄想するにはもう少し材料がほしかった。
 単純な話に感動しちゃうような私には,こういうどろどろのお話は少し苦手。



 ライブ行こうと誘われるも,そういうときに限って予約で満席。
 最近話をするようになった同世代の人たちと食事と呑みとなる。
 足を運んでみたいと思うようなお店を何件か紹介してもらう。
 それなりの年数を過ごしているけど,まだまだ表面的なことしか知らない地元なのだった。