ハイビジョン特集「人類火星に立つ」を観た。
米,露,欧,日本の協力で有人探査船を飛ばしているのに対して,中国が無人探査船で先行したり,数々の危機の原因の多くがヒューマンエラーだったりというぐあいに,それなりにリアリティのある(ように思える)設定で,とてもおもしろいドラマだった。採取した水に生命が存在するかどうかが謎のままにされたのは,サイエンス・フィクションではなく,サイエンス・シミュレーションという看板を掲げているからだろう。
有人火星探査のための基地を先に着陸させておくとか,重力を生み出すための宇宙船の回転のさせ方とか,これまでのSF映画とはちょっと違う表現がとっても興味深かった。
今日の第2集「ドキュメント〜火星への挑戦」を見ると,もっと説得されるんだろう。早く家に戻って番組を観たい感じ。
リアルな世界ではスペースシャトル・アトランティスの打ち上げカウントダウンが着々と進んでいる。
打ち上げの瞬間まで起きていようかなぁ。