「シンメトリー」をめぐる数学者の冒険。難しいことはちっともわからないけれど,シンメトリーとは何かが少しはわかったような。無謀かなと思いつつ,ときどきこの種の本を手にとってしまうのは,私の変な癖かもしれない(途中で何度も挫折しそうになるし)。
音楽好きな私には,数学と音楽の関係のくだりがいちばんおもしろかった。といっても,平均律クラヴィーアとか出てきても,ほとんど理解していないけれど。
シンメトリーというと,スペインのアルハンブラ宮殿,エッシャーというキーワードは重要なものらしい。
グラナダのアルハンブラ宮殿で「アルハンブラの思い出」を聴くという妄想があったりするが,エッシャーを気取ってシンメトリーな図形を探すというミッションも加えることになりそう。
今日は別の原稿を読む予定だったのだった。
と,原稿は山積みだったりもするわけだけど。