いっしょに買ったのがこれ。『ゴールドベルク変奏曲』のチェンバロ版。購入したCDのこのコントラストには,我ながら呆れる。
Neko Jumpは打ち合わせに行くまでの移動時間にかなり楽しんだので,机で仕事をするときはこういうのがよいと自分に言い聞かせる。
ピアノとチェンバロを聴き比べると,まるで違う曲のよう。チェンバロはチェンバロでとてつもなく素敵である。
この手の音源はちゃんとしたオーディオセットで聴くべきだと言われそう。我が家の構成にはちょうどよい音源な気もする。
といっても,SACDってありましたね,くらいのものだったりはするが。
響きのいいホールで聴くことができたら,私の気分はずいぶんと穏やかになりそうな雰囲気。
チェンバロの生演奏はずいぶんとごぶさたである。
なんかまた昔のことを思い出した。
ワンセット終わるたびにチューニングされているのを見て,これはたいへんな楽器なんだなと思い知らされたような。
チェンバロ,リコーダー,リュート,ヴィオラ・ダ・ガンバ,…,あのころの私は実にさまざまな楽器が奏でる音たちに囲まれていたのだ。