友人とともに若冲展をのぞいてみた。
尋常ではない人出はよくわかっており、友人の提言に従って午前7時30分に上野集合。事故による遅延により現地集合となったが、かろうじて東京都美術館の入り口が見えるあたりであった。電車が到着するたびに行列が伸びていく様子がなんかすごかった。
開門直後に入れたこともあって、人が多いとはいえ若冲の作品をそれなりに楽しめた感じ。
今回の目玉(でいいのかしら?)である「釈迦三尊像と動物綵絵」も行列ごしに何とか見られた。下の方はよく見えなかったけれど、素晴らしい作品なのだった。
もっとも、行列が会場を覆い尽くし、順不同で好きなのを見てくださいとなった瞬間の怒号と人の動きのカオスっぷりは目を覆うばかりだったけど。
もう一周する? と言ってはみたものの、会場はすでに美術鑑賞の場ではなくなっていた。
この手は動く歩道にすればいいんだよというのが友人の感想。そのとおりかも。
雰囲気はつかめたので、細かい部分は図録をめくってみることにしよう。