『アポリエール詩集』『三日間の幸福』

地元の若い知り合いから紹介された課題図書を読んでみた。と、当人はすっかり忘れていたようだけれど、どちらも人に言われなければ読まないタイプの本なのでけっこう楽しんでいた。

アポリエールって、シュールレアリスムという言葉の元祖な人なのか。感性の鋭さと表現力はすごいなと思った。

比べても意味はないのだろうけれど、『三日間の幸福』の方はいかにもいまどきな雰囲気。あー、なるほどー、なのだった。いろいろ便利で平和な時代には、アポリエールのような迫力のある文章を生み出すのは無理難題なのかもしれない。

 

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