『陸と海と』『現代議会主義の精神史的状況』

自ら手に取ることがまずない本を読んでみる、というコンセプトが確立されつつある読書会のお題になっている本を読んでみた。訳者解説は、憲法学者であるカール・シュミットを「デモクラシーにとって『危険な思想家』」と紹介している。

『現代議会主義の精神史的状況』は私には難しすぎてなんだかよくわからないというのが正直なところ。議会制民主主義とは何なのか、私なりに復習する必要がある。読書会までにはもう少し読み込んでおかなければ。一方の『陸と海と』は愛娘に捧げられた世界史概論なのだった。陸と海を中心に据えた空間革命の観点から世界を見るという内容で、とても興味深いものだった。

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