午後に友人と出かける用事があったので、午前中は恵比寿ガーデンプレイスの東京都写真美術館に立ち寄ってみた。日比谷線に掲示されていて気になっていたのだった。
マジック・ランタンって、要はスライド映写機なわけだけど、その起源は17世紀に遡るとか。なんか昔の機械のデザインはともかく素敵。ガラス板に描かれているストーリーも個性があってとても面白かった。制限の範囲でさまざまな仕掛けが組み込まれていたりして、想像力豊かな感じもいい感じ。
日本には2回伝わったのだそうで、『往生要集』などをスライドを使って披露していたそうである。紙芝居の記憶がかすかに残る程度の私だが、マジック・ランタン(幻燈機)を使われていたら鮮明な記憶が残ったかも知れない。
東京都写真美術館に足を運んだのは初めてだったりするのだけど、バリエーション豊富な企画展が展開されている。次の機会はもう少しのんびりしてみようと思ってみた。