今日は今回の旅行の目的といってもよい「ロスリン礼拝堂」に足を伸ばしてみることにした。ロスリンを含むスコットランド、アイルランドの境目を周遊するツアーに参加しようと思ってみたものの、残念なことに催行されず。窓口のあんちゃんのOMGが印象的だったが、サボれるわけがないという声が聞こえた。
時刻表は持ち帰っていたわりには朝食をのんびりとっていたため、けっきょくばたばたと出発。ちょうどくらいにバス停に着いて、「ロスリンに行きますよね」と確認したら、運転手さんに⁇?という顔をされた。しまった、RosslynのLの発音だ。むむむ。油断するとこれだ。
なんとかバスをつかまえて、シティセンターの渋滞と舗装のあまりよくない道を揺られること50分。ロスリン礼拝堂に着いた。『ダ・ヴィンチ・コード』に出てくるあそこである。修復されているとはいえ、その雰囲気はなんとも素敵。盛り上がった。
バスの時間に合わせてのんびりして、エディンバラ市街に戻る。さてどうしよう。
海もいいんじゃないというアドバイスがあったので、オーシャン・ターミナルにある英国王室の船として活躍したいというThe Royal Yacht Britaniaを見学した。女王も利用していたという豪華な船なわけだけど、「サンダーバード」を生み出すだけあって(かどうかはわからないけれど)、いちいちかっこいい船なのだった。子供のころにこれを見ていたら、私はずいぶん憧れたに違いない。
再びシティセンターに戻るも何とも中途半端な時間。ちょうどいいやと国立スコットランド美術館を再訪する。やっぱりコローが好きに加えて、前回見落としていた作品を改めてゆっくりながめた。
昨日ほどではないけれど、気が付くと今日もそこそこ歩いていた。