『人間・この劇的なるもの』

次回読書会の課題図書。とりあえず読了。福田恆存シェークスピアの翻訳者としても知られるそうだが、書架にある『ハムレット』は野島秀勝版だった。本文の引用に覚えがある気もするので、実家の本棚にあるのは福田版かも知れない。

この本については、読み始めの印象があまりよくなくてどうしようと思ったのだけれど、読み進めるうちにその展開に説得されるようになっていた。何度か読んでいる『ハムレット』を下敷きにできたからかもしれない。私的には、自由について改めて考えてみることになった。不自由な生活が続く昨今(と、そうでもない気もするけれど)、周りを見渡すよいきっかけになった気もする。

読書会までにもう一度読み直すとして、関連図書も少し読んでおきたい感じ。

f:id:cassini:20200316202046j:image