読書会の課題図書のネタ元に取り組んでみた。全編を通読することはないと思っていたので、その気にさせたくれた読書会に感謝してしたりする。『孔子伝』の内容が少しだけわかった気もする。『論語と算盤』を読んだときにも感じたことだが、私の根底に流れる理想主義的な発想の源流は論語にあるようだ。昨今の状況において私をイラつかせているのは、理念が欠落しているのではないかということ。落としどころとしての現実解を見出すためには、まずは前提となる確固たる理念が必要なのだと思ってみたりする。しっかり頭に残るようにもっと若いときに読んでみればよかった。と、若いときに通読できたとは思えない分量ではあるけれど。