『東京のぼる坂くだる坂』

新刊が出たという呟きを読んだので入手してみた。この本に取り上げられているほとんどの坂道の近くに縁があったこともあり、周りの様子を思い出しながら楽しく読んだ。ぼんやり歩くばかりなので、そういうのがあったのかと感心してみたり、そこの角を曲がるとあの店があったはずだと記憶を手繰ってみたり。そういえば、なんだかんだと私は坂道のある街に住み続けていたりする。名のある坂道があるわけでもないが、何かに反応しているのかもしれない。

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