こちらもちょっと時間が経ってしまったけど、トーハクではにわを見てきた記録。
ちらしを入手してから絶対に行こうと思っていたとはいえ、混雑が容易に想像されたので二の足を踏んていたが、11月16日にようやくその気になった足を運んできた。少しは減っているかという願いはかなわず、入場制限がかかって20分待ちとなっていた(表慶館で開催されていたキティの展示は100分とかになっていた)。
入場後の混雑を想像するとゆっくりするのは難しいと思っていたわりに、展示内容はわりとゆったり置かれていたので、少し待てばじっくり眺められたのはたいへんありがたい感じなのだった。と、写真撮影OKだったせいでシャッターにばかり気を取られている人も多くてちょっと残念な気もした。ま、撮影できるとなればすべて携帯に収めたいという人がたくさんいるのは想像どおりで、撮影できるのはありがたいけれどなかなか難しいものだという感じ。
個人的には土偶の方に思い入れがある気もするが、改めて眺めてみるとこれまで気付いていなかったはにわの姿にすっかり魅了されていた。子どもの頃に円筒埴輪について調べたことがあるのだけど、研究が進んでいてそのあり方はずいぶん違うものになっているように思っていた。
愛らしいはにわの表情に思わず微笑んでしまったり、挂甲の武人の持ち物に注目してみたりと楽しい時間を過ごせたのだった。
博物館や美術館に行くのは週末という生活から少し変化が起こるので、来年はもう少しゆっくり歩けるはずだ。