『僕には鳥の言葉がわかる』

友人とのおしゃべりの中で出てきて、そういえば読んでいないなと入手してみた。あっという間に読了。話題になるにはそれなりの理由があることがよくわかった。

『シートン動物記』を子供のころに読んでいて、オオカミとカラスの話がとても好きだったのだけど、特にカラスのストーリーが心に残っている。今でもカラスの鳴き声を聞くと、無意識に「何を話しているのかな」と聞き耳を立ててしまったりする。

シジュウカラの鳴き声を追いかけ続けて、文を組み立てているところまでわかるようになったのはなんかすごい。私にはとてもまねできない根気と考察力には憧れるばかりだ。わんことの散歩の道すがら鳥の鳴き声に注意を向けるようにはなっていたりする。

面白かった。

 

『AIと生きる』

『数学ガール』シリーズの結城さんの新刊を読んでみた。と、すべてを読んでいるわけではないのだけど。

AIをめぐる素敵な話。登場人物たちのような触れ合いはしていないのだけど、私の付き合い方はどうやら間違っていないようだ。実際、生成AIのおかけでこれまでできなかったプログラムを作れるようになったりしていて、コンピュータとの付き合い方も少し変わった気がする。

言葉の使い方に違和感があるところもあったりするが、著者の個性と今どきの若い人たちの雰囲気がそのようなものだと理解しよう。

 

『ハックルベリー・フィンの冒険』

読書会で『ジェイムズ』が選書されたので、関連図書としてオリジナルを読むことにした。岩波の千葉版と研究社の柴田版で翻訳に違いを確認してみることに。翻訳はとても難しいというのがよくわかった。

マーク・トゥエインは子供のころにジュニア版で読んでいて、『トム・ソーヤーの冒険』よりも『ハックルベリー・フィンの冒険』のほうが好きだったのは、なんか共有できるところが多かったのだろう。なんとなく覚えていたりして、記憶というのは面白いものだと思ってみたり。

 

秩父ウィスキー祭り

2月15日。酒好き飲み友だちでもある仕事仲間にお声がけいただいて秩父ウィスキー祭り2026に足を運んでみた。

前回行ったのがかなり前なのだけど、ウィスキー好きなみなさんが集まる素敵なイベントなのだった。と、すごい人出で、意識の低い私たちはビールを飲みながら屋台の食事を楽しんだり、おしゃべりに花を咲かせたりと、何しにきたのかわからない感じになっていた。試飲は控えめにしたわりに、けっきょくそれなりの量を飲んで最後はただの酔っ払いとなった。勉強することが多すぎなので銘柄を認識するのはあきらめて、友人の勧めに従ってテイスティングしてみた。これは外さないというのは「余市」で、これが私のウィスキー感のリファレンスになっているのだった。とてもおいしかった。

夕方までだらだらして、現地解散として帰路に着いたわけだが、都心を抜けるのがあまりうれしくなかったので、途中下車して武蔵野線経由で帰宅してみたり。酔っ払いのおじさんは、ここどこだよ、とか呟きながらも自制心を失わないように必死になっていたのだった。

 

『ムーア人による報告』

読書会のメンバーに教えてもらった本。スペインのカスティーリャ王国のフロリダ探検隊に同行した(させられた)ムーア人の報告書から語られる冒険の顛末。冒険といっても基本的には征服が目的だったりするわけで、征服者たちの理屈は当時そういうものだったのだろうと想像しつつ、やっぱり征服者たちの考え方には納得できないなと思いながら読み進めることになった。支配される奴隷のほうも複雑な事情を抱えていたりして、奥行きの深い物語になっていると思った。

気がつくと、ここのところ支配される側の視点で描かれた物語が続けて読むことになっている。何かを考えてみたり観察してみたりするときには、さまざまな視点をもつことが重要なのだというのがよくわかった。

 

きなこ、雪の中を歩く

久しぶりに雪模様。朝の散歩は雪の中を歩くことになった。とはいえ、イギリス原産のきなこは元気いっぱいで、雪も寒さもなんのそのだった。いつもの犬オッケーカフェに顔を出して、のんびりゆっくりして帰ってきた。と、今日はいつもの注文と違ったので、実はちょっと不満げだったりはした。週末だからね。飼い主はチョコレートキャロットケーキを堪能した日曜日。

 

きなこ、しゃっくりを嫌う

雪模様の合間に夕方の散歩に出て、駅前の串焼き屋さんに寄り道した。いつもより控えめに焼酎のソーダ割りを飲んでいた結果、かいぬしはしゃっくりが止まらなくなった。と、気が付いてはいたのだけど、きなこはしゃっくりが嫌いなようで、飼い主を避けるやらおやつも拒否するやら、少し震えてみたりやら。落ち着くまで少し時間がかかってしまったのだった。飲み過ぎ注意。ごめんごめん。