西国三十三ヶ所:32番札所:観音正寺

長命寺から車で30分ほどで32番札所の観音正寺に着く。長命寺の石段でやられたので、こちらは少し楽をさせてもらおうと、林道を登って駐車場まで行ったのだけど、そんなに優しいところではなかった。登山道の途中からかなりの距離を山頂まで石段が続く。別のルートもあるっぽい雰囲気なのだけれど。

このお寺は聖徳太子の時代からあるということなんだけれど、境内は再建されていたりきれいに整備されている。本尊は秘仏だそうだけれど、今ある新しく見える仏像もとても立派。いうまでもなく、山頂の本堂からの景観は素晴らしい。

 

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最後まで楽はさせないよ、という巡礼路なわけだけれど、ここはもともとお城だったとか。往時を思い起こさせるような石組みもあったりする。アンコールの遺跡のような雰囲気ではないけれど。

 

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西国三十三ヶ所:31番札所:長命寺

長浜からレンタカーで1時間。31番札所の長命寺に着いた。近江八幡とか安土とか信長な妄想渦巻く雰囲気。

このお寺、麓から本堂まで808段の石段がある。ショートカットもあるけど、私はきっちり登ってみた。この季節でよかったけど、降りてきたら汗だく。一息入れないと動けない。

本堂からの眺望は素晴らしくて、安土城から信長が見ていた琵琶湖こ光景もこんな感じだったのかなと妄想していた。

麓のお土産屋さんでアイアコーヒーを飲んでいたら、店主がストーブに火をつけた。なんでだ?

 

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西国三十三ヶ所:30番札所:竹生島・宝厳寺

長浜港から船で30分、竹生島宝厳寺に着いた。連休中なこともあって臨時便が出るほどの盛況ぶり。

宝厳寺と竹生神社がある竹生島。船中の説明を聞いていると、行基の開祖に加えて豊臣との関係が強調されている。長浜といえば豊臣秀吉ゆかりの場所、なるほど。観音のいる唐門が修復中だったのがちょっと残念。この門は豊臣秀頼大坂城から移築したものとか。琵琶湖に織田信長が巨大な軍船を浮かべていたらしい、などという話を思い出しながら、戦国時代を妄想していた。

 

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西国三十三ヶ所:29番札所:松尾寺

28番札所から下道をのんびり走ること1時間30分、29番札所の松尾寺に着く。成相寺もそうなんだけれど、ここも山奥にあって、とても険しい山道を走ることになる。馬頭観音が本尊だそうで、絵馬にJRAの騎手の名前があったりする。連休なこともあり、巡礼ツアーに巻き込まれてちょっと待たされた。ま、気にしない気にしない。おかげで乗ろうと思っていた電車を逃してしまったけれど。ちょっと焦って今日の相棒の写真を撮り忘れた。

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西国三十三ヶ所:28番札所:成相寺

三連休を利用して西国三十三ヶ所札所巡りの続き。あれこれ考えた結果、今回はトレイン&レンタカーのコースにする。

精いっぱい早起きして最短時間で来てみたけれど、天の橋立にあるこのお寺はやっぱり遠かった。西舞鶴で車を借りたんだけれど、古い地図に混乱して到着はお昼前になってしまった。カーナビ依存はよくない。

このお寺、国分寺跡のそばにあったりして、歴史を感じられるところだったり。

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眼下に見下ろす天の橋立の景観が素晴らしい。

パロディ、二重の声/東京ステーションギャラリー

秋葉原に買い物にきた友人と東京ステーションギャラリーに足を運んでみた。1970年代に流行したというパロディな作品たち。横尾忠則とか赤瀬川原平らの斜に構えた雰囲気が楽しかった。私は買った記憶がないのだけれど、『ビックリハウス』の表紙を見たことがあるようなないような。何冊かバックナンバーを斜め読みできたのだけど、ごちゃごちゃした誌面構成が時代を反映しているような。私が雑誌を買わなくなっちゃった理由が少しわかった気がした。

「雑誌」いいですね。

 

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Kitteのインターメディアテクものぞいてみたのだけど、展示内容がそこそこ変わっているようで。散歩がてら立ち寄るにはとっても素敵なところ。無料だし。

 

花森安治の仕事/世田谷美術館

コーヒーを補充して髪の毛を切るために外に出たので、世田谷美術館まで足を運んで「花森安治の仕事」をのぞいてみた。かなりアナログな雑誌経験がある私にはとても興味深い内容だったりする。自分の仕事は痕跡くらいしか残っていなかったりするので、きちんと整理してあるのは立派。

暮しの手帖の表紙の変遷を眺めたり、目についた記事とか、著名な作家の手稿を読んだり、となかなか有意義で楽しい時間を過ごしていた。雑誌、いいですね。

併設の世田谷美のコレクションもなかなかいい感じでありました。

 

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