海洋情報資料館/海上保安庁

上野が不完全燃焼だったので、一度行ってみようと思っていたお台場にある海上保安庁の海洋情報資料館まで足を伸ばした。

テレコムセンターの裏手にあるこの資料館、かなりマニアックな施設にもかかわらず、私以外の来館者いたりしてちょっと驚いた。職員の一人が説明についてくれて、とても勉強になった。なかなかお目にかかることのない海図に興味が出てきた。

地図というと伊能忠敬の精度の高いものが有名だけど、近代日本の海図の歴史はペリー来航あたりくらいになるそうだ。銅版から亜鉛版、そい石版という流れがあるのだというのもとても興味深い。

私のお目当ては、日本の情報処理遺産でもある潮候推算機だったりした。水位の正確な把握は接岸した船舶を係留する縄の調整などに重要なんだとか。説明を聞かなかったら、外見を見て感心しただけかもしれない。

楽しくて勉強になるところでした。

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世界を変えた書物/上野の森美術館

気になっていた上野の森美術館の「世界を変えた書物」に足を運んでみた。午前中に付けなくて大失敗。無料のこともあるのだろうけれど、三連休中日の日曜日の人出に圧倒され、本を眺める雰囲気ではなかった。大失敗。

コレクションを集めた本を持っているので、雰囲気だけで撤退してしまった。上野の森美術館は開館時間が遅くなることがないのがちょっと残念だったりする。

本棚の雰囲気はまあとてもフォトジェニックで、それだけでも経験できたのはよかった。

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歌川広重/太田記念美術館

久しぶりに姪とお昼をいっしょに食べた。竹下通りで買い物をするという用事を先に済ませてくるあたり、それなりに成長しているということらしい(私の用事後回しか、と妹はブーたれていたけど)。

姪を見送ってから次の用事まで時間があったので、おじさんの方は没後160年という広重を浮世絵を眺めに太田記念美術館に寄り道してみた。

風景画、花鳥画美人画、戯画と、広重の仕事を総覧できる構成がとても楽しい。東海道五拾三次の「日本橋」の図様を変更して新しく版を起こしたという変わり図というのがあったりして、こういうこともやっていたのかと感心した。個人的には、画面をコマ割りして複数の場面を1枚で見せる「張交絵」というのがとても興味深かった。私がこれまできちんと認識していなかっただけなのだろうけれど、広重、国貞、国芳の三人による合筆なんかもあったりする。人気の絵師を取り揃えてございます、という版元の声が聞こえてくるよう。

浮世絵の世界がけっこう好きな私である。

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お薬変更

本日の行動記録。

この季節になると私を悩ませる首の痛み。医者に処方してもらった薬を飲むこと1か月になるのだけれど、異常気象に連動するようにちっとも状況が変わらない。台風シーズンが終わるのが待ち遠しいが、まだまだ続きそうな雰囲気にわりとうんざりしていたりする。

というわけで、薬をさらに強力なものに変更することになった。これまでの薬もそこそこパワーのあるものだったんだけどな。やれやれ。

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