花森安治の仕事/世田谷美術館

コーヒーを補充して髪の毛を切るために外に出たので、世田谷美術館まで足を運んで「花森安治の仕事」をのぞいてみた。かなりアナログな雑誌経験がある私にはとても興味深い内容だったりする。自分の仕事は痕跡くらいしか残っていなかったりするので、きちんと整理してあるのは立派。

暮しの手帖の表紙の変遷を眺めたり、目についた記事とか、著名な作家の手稿を読んだり、となかなか有意義で楽しい時間を過ごしていた。雑誌、いいですね。

併設の世田谷美のコレクションもなかなかいい感じでありました。

 

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春日大社展

付け忘れていたので、忘れないうちに土曜日の行動記録。ま、久しぶりの友人に会って、国博の「春日大社展」に行ってみたって感じだけど。

 

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会期半ばだというのに混雑しているのに正直驚いた。別の友人に声をかけたときに「鹿ねぇ」と却下されたんだけれど、まぁ確かに鹿特集。あっちこっちに鹿がいた。

歴史ある春日大社だけあって、曼荼羅とか文書から刀剣、神楽まで、お宝満載。個人的には、延喜式続日本後紀をじっくり眺めてみたかった感じ。人が多くてチラ見しかさせてもらえなかったけど。

奈良には何回か足を運んでいる私だが、いつもお寺中心だったりして、そうだな次の機会は神社に詣でてみなければなるまいと思ったりしたのだった。

 

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ティツィアーノとヴェネツィア派展

今日の午前中は東京都美術館の『ティツィアーノヴェネツィア派展』をのぞいてみた。ルネサンス期の絵はなんか好き。学習の効果もあって、少し絵の見方が変わってきたかも。

ティツィアーノの「フローラ」がとにかく素敵でしばらく見とれてしまった。個人的にはヴェネツィアの俯瞰図にはまっていたりもしたけれど。

なんかおじさまがたくさんきてるなと思っていたのだけど、みなさん盆栽がおめあてなようで。私にはまだまだ縁遠い世界だったりする。

 

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オルセーのナビ派展

三菱一号館美術館で始まった「オルセーのナビ派展」をのぞいてみた。

日本美術に影響を受けたというナビ派の絵は色合いがとっても私好みでとにかく素敵。あまり知らなかったのだけれど、モーリス・ドニやピエール・ボナールなどの作品を魅入られていた。

ちらしに取り上げられているボナールの「格子柄のブラウス」は抱きかかえられている猫がなんとも愛らしい。個人的には、ドニの「ミューズたち」が心に残った。

いくつか官能的な作品があるのだけど、そこはオルセーのコレクションぽくていいなと思ってみたりした。私の単なる偏見だけど。

これも私の思い込みだけど、いかにも三菱一号館らしい展示内容だなとも思っていた。

 

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『厄介な翻訳語』

翻訳家も参加していた飲み会で紹介してもらった本。自然科学、特に生物学を中心に翻訳が難しい言葉を語源や文化的な背景をふまえながら解説している。英語に触れることも多い私、ひとつひとつの言葉を丁寧に確認していかなければと改めて思った。

筆者によれば、ダーウィンの"Natural Selection"は「自然選択」ではなく、「自然淘汰」の方がいいとのこと。むむ。やっぱり「自然選択」だよねという話をつい最近したばかりな気がする。根拠を示せるほどの教養をもっていない私はまた混乱し始めた。難しい。

 

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パーカッションとギター、フルート

夕方誘われて大泉学園までライブを聴きに行ってきた。今日はパーカッション、ギター、それからフルートのトリオ。リズムが大好きな私は、パンデイロをずっと聴いていた。といっても、目はずっとギタリストの指輪先を追いかけていたり。

恩田陸を読んだばかりの私は、多少感傷的に聴いていた一面もあったかもしれない。酔っ払いでまともにできないけど、帰宅したらギターを触ろう。

なんだかんだいっても、私はやっぱりリズムが好き。そんなことを確認した素敵なライブなのでした。

 

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