フィレンツェ: ガリレオ博物館

フィレンツェ最終日。ヴェネチアに移動する友人とともにガリレオ博物館に足を運んでみた。各種観測機器や天球儀などの天文関係に加えて、医療や科学技術に関連する展示物が素敵だった。

 

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時間があればラファエロの絵をもう1回眺めてもいいかなと考えていたが、あいにくの雨模様となってしまったので、市場を物色していた友人たちと合流し、時間までぼんやり。

 

フィレンツェ駅で出発する友人を見送ろうと思ったけれど、タイミングが合わなかった。道中お気をつけて。

 

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帰国組はフィレンツェからパリを経由して東京に向かう。パリでストップオーバーというのも魅力的だけれど、休暇はおしまいなのだった。また来れたらうれしい。

 

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フィレンツェ: メディチ家な雰囲気

ツーリストパスの時間切れを気にしながら、今日はメディチ家ゆかりの場所をいくつか巡ってみた。

最初に訪れたのはメディチ家礼拝堂というところ。ミケランジェロの痕跡がたくさん遺されている。ステンドグラスのように石を組み合わせた文様がメディチ家の財力と権力を象徴しているような雰囲気。

 

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メディチ・リッカルディ宮をのぞいてから、その後、サン・ロレンツォ教会のラウレンツィアーナ図書館を見てみる。ここもメディチ家ゆかりの場所。動植物、人体など、当時はそこをおさえるよね、という書物が展示されていて興味深かった。書庫に入れたらもっと違った印象をもつのだろうけれど。

 

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軽くランチをしたあと、私たちはミケランジェロ広場に足を運んだ。見晴らしのよいこういうところは少し雲があるくらいが素敵。

 

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友人の興味に従って国立図書館の入り口を見たあとに、サンタ・クローチェ教会に行く。ここは何人もの偉人の霊廟となっていたりする。私も知っている名前をすぐにみつけられるのはふごいなと思ってみたり。

 

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その後、街中をふらふらして、ダンテの生家の前を通ってみたり。

 

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ジェラートを気にする友人を横目に、そのあとちょっと気になっていた紙屋さんでおみやげを物色する。店ごとくださいと言いたくなるほど私には素敵なところだった。日本語ができる店員さんとの会話がとても楽しかった。

 

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顔を覚えてくれたレストランで夕食を済ませたあと、飲み足りなくてさらにワインを重ねていた。やっとエンジンがかかった感じ。って、なにをいまさらな感じもするけれど。

 

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よく歩き、ちょっと飲んだ一日なのだった。

 

 

 

フィレンツェ: ヴェッキオ宮、ピッティ宮など

本日は『インフェルノ』にゆかりのヴェッキオ宮から探検をはじめる。個人的にはダ・ヴィンチの「アンギリアーニの戦い」が隠されているかもしれないという五百人広間の絵画の下で妄想してみたかったというのもある。

 

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そのあと足を運んでみたのがピッティ宮。ここにあるパラティーナ美術館のラファエロの絵を眺めてみたかった。

 

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メヂィチ家ゆかりの絢爛豪華な宮殿。所狭しと絵画がかけられていたり、典型的な大金持ちな様相はやっぱりそうだよね、という感じ。ティツィアーノとかルーベンスなんかもあったけれど、やっぱり私はラファエロの作品が素敵だなと思った。東京でお目にかかった作品を手に届く距離でゆっくり眺められるというのは何事にもかえがたい。課外授業の子供たちに囲まれるというのも悪くない雰囲気。

 

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歩き疲れた友人たちと別れて行ってみたボーボリ庭園からの景観も美しかった。

 

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ランチはジェラートという過酷な状況のなか、友人の好奇心に従ってサンタ・マリア・デル・カルミネ教会のフレスコ画を眺めたり、実は行く場所を間違えていたので、改めてサント・スピリト教会を訪れてみたり。フレスコ画は現地でなければ見れないわけで、なんかずいぶん勉強になった。入力が多すぎるなか、なんか見落とした作品もあるようだ。

 

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ホテルに戻る途中でやっぱり引っかかってみようとなったのが、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会。思っていたよりずっと広くて、びっくりした。ここのフレスコ画も立派。これがイタリアなのだ、と再認識したりした。

 

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夕飯はコンシェルジュに予約をお願いしておいたレストランで豪華な夕食。肉をこんなに食べたのは久しぶりだったりする。美味しかった。

 

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ピーチという太麺のパスタもとっても美味しかった。

 

さて、明日はどこへ行くのやら。

 

 

 

 

 

 

 

フィレンツェ: ウフィツィ美術館周辺

本日も早起きしてウフィツィ美術館に突撃する。噂には聞いていたけれど、開館時間直後にもかかわらず長蛇の列。ツーリストパスでショートカットできてよかった。

 

カラバッジョティツィアーノボッティチェリなど、東京で眺めたことのある作品のいくつかを間近で眺めなおしてみたり、ダ・ヴィンチにお目にかかったり。個人的に興味深かったのはイコンだったりする。これまでみてきたものとはちょっと違う感じがした。

 

天井画と彫刻がおかれる回廊がほかの美術館とは異なるウフィツィの特徴。無造作におかれている彫刻もあったけど、それはそれでいい雰囲気を作っていると思った。

 

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いつものように本を買う。日本語と(読めないけれど)イタリア語のガイドブックにしてみた。

 

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ひと休みのあと、ドゥオーモのカテドラルをのぞいてみる。下から見上げる天井画はやっぱり圧巻の存在感なのだった。

 

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遅めのランチのあと、今日は室内楽のコンサートに足を運ぶ。ヴィバルディの『四季』のヴァイオリンとビオラやチェロとの掛け合いがとても素敵だった。ほんの少し貴族気分という感じ。

 

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『ビブリア古書堂の事件手帖 7』

ぼんやりしている時間に読んでいたら終わってしまった。馬車の蹄の音がBGMになったときもあってなんかいい気持ちになっていた。って、国が違うけれど。

 

たまたまシェークスピアを読み直したこともあって、すんなり読み通せた。本編は一段落だけど、スピンオフの予定があるとか。楽しみに待っていよう。

 

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フィレンツェ: ドゥオーモ周辺

フィレンツェ2日目。

 

本日はフィレンツェの象徴といわれるドゥオーモ、サンタ・マリア・デル・フィオーレ周辺をふらふらしていた。

 

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ここの攻略はかなり面倒。

私たちはまず美術館の入場などに便利でお得な「フィレンツェカード」というツーリストパスを入手した。といっても、ドゥオーモ攻略にはこのパスだけでは入れない。ドゥオーモ独自のチケットが必要になる。さらに、クーポラとかジョットの鐘楼に入るには、時間帯の予約も別途必要。このしくみを理解するまで、私たちはかなり悩んだ。とにかく、チケットセンターの場所もわかりにくかったし。

 

と、なんとかシステムを把握して、クーポラの入場時間を予約できたのが、14時の回。タイミングよく洗礼堂にまずは潜入した。豪華な天井画に圧倒された。

 

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そのあとひと休みしてクーポラを登る。あちこち登っているけれど、ここの階段もかなりきつかった。400段もあるわけだけど。ここの天井画もすばらしいし、最上階から眺めるフィレンツェの景色も素敵だった。

 

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途中ふらついてみたヴェッキオ橋も噂どおりの趣き。

 

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夜は友人の提案で予約したオペラを聞いてみた。最小限の編成なのではないかと思うけど、オペラデビューの私にはちょうどよいレベルだったのではないかと思う。海外で聴く音楽はともかく素敵。日本人の歌い手もいたりして、すごいなと感心していた。

 

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さて、明日も早起きしましょ

 

 

フィレンツェ: 到着

毎度おなじみなグループによる馬鹿者たちとの旅行。今回はイタリア、フィレンツェである。

毎度おなじみといっても、今回は友人の一人が先行していて、現地集合という新しい展開。

 

羽田からパリを経由してイタリアに向かう。

 

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詳しく事情はわからないのだけれど、パリ、フィレンツェ間はなぜかビジネスクラス扱いになっていた。シャンパンを飲みながら、のんびり食事を楽しむ。

 

22時30分。フィレンツェに着いた。さて、どんな珍道中が待っていることやら。

 

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