自由が丘のいつものバーに立ち寄る。
かなりいらいらしていたので,ちょっと軽めなグレンモランジをロックで注文。こういうときに,重めのものを注文すると間違いなく破滅的に溺れちゃうから。
が,「モランジないのです。10年なんですけどね」とのお返事。
まじ? いつでも呑めると思っていたお酒なのに。なんでも,突然製造中止の宣言が出たんだとか。ショックでかい。
しかたがない。軽めのやつでほかのものを……。
「じゃぁ,ウシュクベでいいっすか? これももうすぐ呑めなくなるかもしれないので……」
まじ? これもなんだ……。
ウイスキーを愛する私にはなんとも悲しい情報。貴重なウシュクベをちびちび……,のつもりだったけど,けっきょくそれなりの(かなりの)量を消化しちゃったような。まぁいいや。
それにしても,あのお酒はもう呑めないのか。やさしい感じが好きだったんだけどなぁ。
表に出したくない自分の嫌いな性格が顕在化する。この人嫌いスイッチが入っちゃうと,完全に自己制御不能。
こういうときは仕事もうまく回らない。滅入る……。