「印象派ってだめですよね?」
地元の飲み会に遅れた私に浴びせられた第一声がこれだった。その時点で相当飲んでいた私、酔った勢いで「私がモネを好きになった瞬間」についてかなりあつく語っていたらしい(実は記憶が途切れ途切れだったりする)。
私は美術館で絵をぼんやり眺めるのは大好きだったりする。といっも、あまり勉強していないし、宗教的なバックボーンについても詳しくはない。あちこちで直感的に眺めているだけだ。
この本に取り上げられている画家の作品も何点か観ているが、なるほどそこにはそんな背景があったのかと少し理解した。
ルネサンス美術ってそれなりに好きなんだけど、もっと勉強してみたくなった。筆者の愛する変人たちは私も嫌いではなさそう。
面白い本でした。