『精霊の箱』

以前から気になっていた川添さんの『精霊の箱』。チューリングマシンを題材にしたファンタジーである。力作。とても面白かった。チューリングマシンの考え方を理解するにはひとつひとつ丁寧に追跡しなきゃいけない。RSA暗号の鍵のしくみの解説がとても丁寧でわかりやすかった。

この本の前段となる『白と黒のとびら』も読んでみようかと。

 

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