TeXなメモ書き

複数の索引を用意する

1冊に複数の索引を用意する。

プリアンブル:

\usepackage{makeidx}\makeindex
% 索引を宣言する
\usepackage{index}
\newindex{A}{aidx}{aind}{索引A}
\newindex{B}{bidx}{bind}{索引B}

\begin{document}

\backmatter
\renewcommand{\indexname}{索引A}
\printindex[A]
\renewcommand{\indexname}{索引B}
\printindex[B]

\end{document}

jsbookを使っているときには、索引の見出しが「索引」に固定されるので、\indexnameの上書きが必要。

.tex

\index[A]{Index}
\index[B]{さくいん@索引}

mendex:

platex -kanji=utf8 somebook
mendex -U -s indexstyle.ist -o somebook.aind somebook.aidx
mendex -U -s indexstyle.ist -o somebook.bind somebook.bidx
platex -kanji=utf8 somebook
mendex -U -s indexstyle.ist -o somebook.aind somebook.aidx
mendex -U -s indexstyle.ist -o somebook.bind somebook.bidx
pbibtex -kanji=utf8 somebook
platex -kanji=utf8 somebook

こちらを参照。

http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/book3.html

mendexのエンコード

mendexでUTF-8を指定するときには、-Uオプションをつける。

mendex -U -s indexstyle.ist -o somebook.aind somebook.aidx

こちらを参照。

https://texwiki.texjp.org/?LaTeX%E5%85%A5%E9%96%80%2F%E7%99%BA%E5%B1%95%E7%B7%A8

indexstyle.ist

とりあえずこんな感じ。

lethead_flag 1
symbol "数字・記号"
letter_head 2

lethead_prefix "\n{\\textsf{\\color[gray]{0.6} ■}~\\sffamily "
lethead_suffix "}\\par\\nobreak"

TeXなメモ書き

数式全体のサイズを決める

数式全体をそのサイズでくくればよい。

\small
\begin{align*}
y=x^2
\end{align*}
\normalsize

こちらを参照。

http://slpr.sakura.ne.jp/qp/minify-latex/

箇条書きの字下げをやめる

itemizeの字下げをやめる。

\usepackage{enumitem} ← このパッケージが必要
    
\begin{itemize}[leftmargin=*]
  \item 箇条書き
\end{itemize}

こちらを参照。

lists - itemize, removing natural indent - TeX - LaTeX Stack Exchange

中銀カプセルタワービル公開日

ニュースで興味を持ったので、社会見学好きな友人に声をかけて「中銀カプセルタワービル」の公開日に足を運んでみた。黒川紀章設計の有名なビル、その前を通ったことは何回かあったので、実際のカプセルを見学できるとなれば行かずにはいられない。

築45年ほど経過していること、ツインタワーの構造になっていること、コンテナトラックで運べる規格になっていること、25年ほどでカプセルの交換を計画していたが諸般の事情でそのまま今日に至っていること、などなど、興味深い話をたくさん聞かせてもらった。友人と同い年だそうで、築年数が話題になるたびに自分のことを言われているようで複雑な気持ちになった、という感想をあとで聞き、笑ってしまった。

もともと住居というより、仕事場とかセカンドハウスとしての利用が考えられていたそうで、住居として住むにはミニマリストになる必要があるとか。雑多なガラクタに囲まれて生活している私にはなかなか難しい物件だけれど、仕事場として使うとすればかなり魅力的な雰囲気。

土砂降りの雨のおかげで雨漏りの様子もわかったりして、とても楽しく勉強になった時間を過ごしたのだった。

 

ばらばらと写真を貼り付けておこう。

 

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北斎とジャポニズム/国立西洋美術館

北斎つながりで国立西洋美術館にも足を運んでみた。北斎の存在が西洋絵画にいかにインパクトを与えたか、とちょっと強引なところもあった気もするが、絵画やら食器やらがてんこ盛りの展覧会。

1点1点北斎漫画とか浮世絵との比較があって、これを作った学芸員は楽しかっただろうなという雰囲気。運慶さんとか怖い絵ほどではないのだろうけれど、すごい人出。ガレとかがお目当っぽいおじさま、おばさまにときどきプンスカしながらも、けっこう楽しみながら眺めていた。

モネとの距離が近すぎなのがちょっと残念。モネとかセザンヌが好きなんだろうという人たちは、やっぱり遠くから見つめていて、やっぱりそうですよねと思っていた。

 

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常設の内容がこの前来たときからさらに変わっていて、新展示な作品なんかもそこそこある。友人のお気に入りの「嘆きの聖母」も帰ってきていた。心の中でおかえりなさいと呟いた。私のお気に入りのコローの作品も復活していて、しばらく眺めてみたり。

 

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第2試合もとても充実した内容なのだった。