気が抜けているのと，この季節の体調の変調があるので（少しだけ）気を付けていたのだけど，久しぶりに酩酊した。昨日は家から出られなかった。
その理由はというと，日本酒の会があるというお誘いがあったから。食べることと呑むことは断れない……。
一昨日出没したのは，池袋の「楽旬堂・坐唯杏」というところ。
鯨を食べる会であった。考え方は人それぞれいろいろだと思うけど，父親が千葉の漁師町出身ということもあり，私にも鯨にはそれなりに思い出がある。
先日，海ほたるに出かけたときにも，フラッシュバックがあって「鯨のたれ」を買ってきたくらいだ。もちろん，この日も鯨料理をおいしくいただいた。
料理に合わせてくれたのは，「鶴齢」という新潟のお酒。最近，ちょっとごぶさただった日本酒なんだけど，こちらもただただ美味しかった。
それほど年齢の違わない人たちと，文化を守っていきたいとか，こういうものをもっと広めていきたいとか，食べることや呑むことについて話していたら，すっかり酔っ払っていた。
確固たるメッセージをもっている人というのは，だれでも何か共通のにおいがする気がする。
私はといえば，お酒と彼らの情熱にすっかり飲み込まれていた。少しは成長を感じてみたいもの。
というわけで，本日もダメ人間のまま。ちょっとした挑発にイラついてみたり。
小さい小さい……。
