久しぶりに読書の記録。
「中国で最も有名な日本人」加藤嘉一さんが語る今日の中国という国。
中国のことをちょっと知りたかったので,ほかの本もチラ読みしてみたが,北京を拠点として,中国と日本を行き来しているという筆者の視点は説得力がある。中国事情についてはいろいろ聞いてきたつもりだが,今の中国はそういうところなのだとたいへん勉強になった。
中国のインターネット事情とか,もう少し突っ込んでくれればもっとおもしろかったかも。
まだ若手の論客。ふーん,というところがいくつもあったけど,自分の考えをストレートに表現できる力はうらやましい限り。
相変わらずの騒音が悩ましい今日この頃。
今は辛抱が肝心(という発想が,いかにも日本人的か)。
ともあれ,会社の移転が待ち遠しい。