エリック・カール展/世田谷美術館

出かける用事があったので、世田谷美術館に寄り道して「エリック・カール展」に足を運んでみた。『はらぺこあおむし』の原画を見てみたかった。お天気の週末、予想どおり子連れがたくさんきていて、走り回るやら泣きわめくやら、エリックさんが見たら喜ぶだろうなという雰囲気だった。子どもたちが列をなすはずもなく、おじさんはゆっくり原画を眺められたかと。

エリック・カールってレオ・レオニに見いだされたアーティストだったのか。初期の作品はホワイトの修正とか、あたりなのがそのままになっていて、印刷されることが前提だったことがよくわかる。クモの巣が本物の糸だったりして、フィルムにおこしたときの効果なんかも計算されているのだろうな、とか思っていた。

辰年の私、タツノオトシゴの絵がすごく好きで、家にあったらいいのにとか考えていた。あとはハリネズミかな。

素敵な展覧会でした。

 

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