地中海海戦三部作

あちこち旅行に行くのが好きな私。自分なりの目的をもって出かけるわけだが、事前調査に熱をあげるタイプでもなく、足の向くまま気の向くままにあちこち迷うのがいつものパターンとなっていたりする。

と、そんな私が今回は事前にちょっと読んでおこうと手に取ったのが塩野七生の地中海海戦三部作である。『コンスタンティノープルの陥落』『ロードス島攻防記』『レパントの海戦』と、それぞれの特徴をとらえた攻防の様子を想像しながら、つらつらすらすら読み進めた。読み始めると止まらなくなるのが塩野作品のすごいところ。

西洋史にしろ宗教史にしろごくごく浅い知識しかもっていないので、3冊を一気読みして、興味が出てきたことが山ほど出てきた。ボスポラス海峡の風景が今から楽しみ。

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