『禍いの科学』

読書家からおもしろよと紹介してもらった本。科学好きな私だけれど、読み進めるに従ってなんとも言えない暗い気持ちになった。この本のエピローグに「科学の力でより良い生活を実現できるという希望を私たちは持ち続けているが、科学のあらゆる進歩はしっかり注意深く見守っていく必要がある。」という一文があって、そのとおりだなと思ってみた。政治家と呼ばれる人たちへの不信感がどんどん高まる昨今の周りの状況から目をそらしたくて仕方がないのだけど、自分なりにしっかり注視しなければなるまい。

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