読書会の次回の課題図書。Amazonに発注するときに関連著者のラインアップを見て感じた嫌な予感があたってしまった。自分では絶対に手に取らない本。何度も投げ出しそうになりながらなんとか読了した。
「歴史は文化である」という基本的な歴史観に基づいて、東洋史と西洋史を統合しようとする著者の意図はわからないではない。といっても、論理の展開が無理矢理、かつバイアスのかかり方が酷くて私は好きにはなれなかった。そもそも基本史料の研究がさほど進んでいないようで、ちょっとどうなの? となってしまった。
というわけで(でもないけど)、『ギャラリーフェイク』の37巻を読んで気分転換したのだった。

