ぼんやりしそうだったけど雑用で外出したので、土曜日は世田谷美術館の「ある編集者のユートピア」に寄ってみた。小野二郎、ウィリアム・モリス、晶文社がキーワードにした本を中心とした展覧会。時祷書の本を最近読んだところだったので、ラテン語の時祷書やウィリアム・モリスのケルムスコット・プレスの本などをじっくり観察させていただいた。晶文社の昔の外看板なんかも展示されていて、そういうものまで丁寧に保管してあるのがさすがだなぁという感じ。
モリステーブルというのを魅せるために、入口と出口をいつもと逆にするあたり、世田谷美術館もいろいろ工夫していたりした。本好きな人間にはお宝いっぱいの展示でした。