ときどきかかってくる怪しい,かつかなりしつこいキャッチセールス電話。先日,同僚が電話にでたとき,社外の人間がすぐに知りえないステータスを口にしたことが判明した。あれ? 何でだろうとちょっと考えてぴんときた。数年前に異動した同姓の上司を指しているのではないか。
今日も電話があったので,「その苗字は複数おりますが……」と鎌をかけてみる。
ふふふふふ。私の予測どおりだった。となれば,こちらのもの。異動になったと伝える(嘘じゃないし)。
すると,「会う約束になっている」とおっしゃる。嘘つき。会うなんて言ったこと一度もないし(前回電話をとったのは私だし)。
法令遵守の観点から異動先の電話番号は教えられません。こちらから電話をかけさせるので電話番号を教えてください。と,かなり紳士的に対応してみたら,かなりの狼狽振りで,ぶつぶつぶつぶつ何かをしゃべりながら氏名と電話番号を明らかにした。
伝えておきます,とお返事をして,そのまま電話を切ろうとしたら,「お前の名前は」と聞いてきたので,その場で思いついた適当な名前を告げ,電話を切る。
平気で嘘をつく人に,平気で嘘をついても怒られないだろう。
ま,また電話がかかってくるだろうなぁ。さて,次はどう対処するか。