<b>レオナルドのユダ</b>

レオナルドのユダ (角川文庫)

 ロンドンに持っていって読んだ本。教会の鐘の音なんかを聞きながらだったり,公園の水場にくる鳥の鳴き声を聞きながらだったりと,それなりの雰囲気を味わいながら読んだ。おもしろかった。
 ダ・ビンチの弟子(ナショナルギャラリーのガイドブックの解説にも不肖の弟子として紹介されていた)が,どれほど師匠を愛していたかを軸として,レオナルド・ダ・ビンチという人がどういう人だったのかを想像するのがとっても楽しかった。
 読み終わったあとにダ・ビンチとかラファエロの絵を眺めたんだけど,これまでとは違った見方ができたかもしれない。少しは知識を入れておくものだ。やっぱり,モナリザを観てみたいもの。



 帰国が午前中だったこともあり,今回の旅行は時差ぼけにそれほど苦しんでいないような。
 筋肉痛じゃないけれど,二日目,三日目にじわじわくるようなことにならないとうれしい。
 おみやげに買ってきたPRESTATのチョコレートがちょっと好評。わざわざ足を運んだかいがあった。

 このお店,モールのなかにちょこっとあるんだけど,感じのよいところ。ちょっとお高いのがあれだけど。